女優の北川景子が主演する日本テレビ系ドラマ『家売るオンナ』が、スペシャルドラマとして復活することが25日、分かった。『金曜ロードSHOW!特別企画 7daysTVスペシャルドラマ「帰ってきた 家売るオンナ」』と題し、5月26日(21:00~)に放送される。

『家売るオンナ』主演の北川景子=日本テレビ提供

このドラマは、「私に売れない家はない」が決めゼリフの北川演じる天才的不動産屋・三軒家万智が、客の人生に立ち入って家を売りまくっていくストーリー。昨年7月クールに放送され、最終回に自己最高の視聴率13.0%(9月14日放送、ビデオリサーチ調べ・関東地区)をマークした。

今回のスペシャルは、最終回から2年後が舞台。海の見える町でサンチ―不動産を営む万智の元を、テーコー不動産新宿営業所の庭野聖司(工藤阿須加)が訪れると、屋代大(仲村トオル)と一緒に、赤ちゃんを抱きながら万智が歩いていた。庭野が「三軒家さん、子供産んだんですか?」と驚がくすると、万智は「家を売るためです」と答える。

庭野がサンチー不動産を訪れたのは、売上が目標値に届かなければ営業所解散と言われ、万智に助けを求めるため。そこで万智は2週間限定で、元の職場である新宿営業所で働くことになるが、久しぶりに会った仲間とも馴れ合うことなく、日本の不動産を爆買いする中国人、有名子役の小学生に家を買って貰う父親、超貧乏なシングルマザーなど、一癖も二癖もある客たちに家を売っていく。

北川は、今回の復活に「実現したのは本当にうれしかったし、驚きました」とコメント。同作を息の長い作品に育てていきたいという願いを抱いているそうで、「自分も万智と一緒に成長していきたいです」と思い入れを語る。

今作では、各キャラクターのその後にも注目で、「美加(イモトアヤコ)には子供がいたり、足立(千葉雄大)がチーフに、布施さん(梶原善)が課長になっていたりと、連ドラの時からキャラクターのポジションや環境が変わっている部分はあるんですけど、それぞれの個性は変わっていないのが良いですね」と安心。さらに、「今回は、鍵村(草川拓弥)という新しいキャラクターがテーコー不動産に加わるので、彼が良い風を吹かせてくれるんじゃないかと思っています」と期待を示した。