本田技研工業(ホンダ)は25日、新設計の水冷DOHC・直列2気筒エンジンを搭載したスーパースポーツモデル「CBR250RR」の受注状況を発表した。ホンダ二輪車正規取扱店の受注状況は、4月18日の発表後、3日間で年間販売計画台数3,500台を上回る3,714台(4月21日時点)となっており、好調な立ち上がりとなった。

ホンダ「CBR250RR」車体色は一番人気の「マットガンパウダーブラックメタリック」

「CBR250RR」は「直感、体感、新世代"RR"」を開発コンセプトに、スタイリングデザイン、車体、パワーユニットのすべてを新設計。スロットルグリップの開度を電気信号を介して伝達する「スロットル・バイ・ワイヤシステム」を250ccクラスで初めて採用するなど、新世代の軽二輪スーパースポーツモデルとして、20~30代の男性を中心に高い支持を得ている。

受注状況の内訳は、タイプ別構成比が「スタンダードタイプ」51%、「ABS搭載タイプ」49%。車体色別構成比は「マットガンパウダーブラックメタリック」45%、「ソードシルバーメタリック」16%、「ヴィクトリーレッド」39%となっている。ホンダは購入ポイントとして、「力強さと速さを直感させる独自の存在感を放つスタイリングデザイン」「扱いやすく力強い出力特性の新開発の直列2気筒250ccエンジン」「卓越した動力性能を余すことなく引き出せる新設計のフレームや足回り」「250ccクラスで初となる『スロットル・バイ・ワイヤシステム』の採用」を挙げた。

「CBR250RR」の発売日は5月12日。価格は「スタンダードタイプ」75万6,000~77万7,600円、「ABS搭載タイプ」80万6,760~82万8,360円(ともに税込)。