macoto.creative(マコトクリエイティブ)はこのほど、「おひとりさま」向けの終活サービス「finale:(フィナーレ)」のパンフレット第2版を発行した。

終活サービス「finale:(フィナーレ)」パンフレット第2版表紙

同社によると、身寄りがない人や相続人がいない人が死亡した場合、その財産は長期間放置された後、最終的に国庫に入るという。国庫に入るまでの間は、財産の処分のために近隣や裁判所、時には警察の手まで借りるなど、誰かの手を煩わせることもあるとのこと。このような財産が国庫へ入る事例は年々増加しており、2015年度には約420億円となっている。

同社の終活サービス「finale:(フィナーレ)」では、相続人がいない、いわゆる「おひとりさま」が死亡した後、その遺産を生前の意思に基づいて施設や団体に寄付する手伝いを行っている。「遺産で社会貢献したい」「死後処理で他人に迷惑をかけたくない」と考える人に向け、多様な寄付先とオーダーメイドの終活を提案していくとしている。

今回のパンフレット第2版には、京都大学iPS細胞研究所やアムネスティインターナショナル日本なども参画しているという。発行を記念し、7月2日には「finale:」の紹介セミナー、掲載寄付先団体からの活動報告をはじめ、「おひとりさま」向けの終活に役立つ情報を紹介する無料イベントを実施する。