ラティス・テクノロジーは24日、軽量3Dデータ「XVL」をタブレットやスマートフォンなどマルチデバイスに配信し3D表示するWebアプリケーションの体験版「XVL Web3D Player」を公開した。

「XVL Web3D Player」パソコン画面イメージ

このたび公開された「XVL Web3D Player」は、3D CADデータと比べて1/100程度のサイズに軽量化でき、3D活用ソリューションとして設計データ検証、組立指示書、部品表などの製造業で幅広く採用されている軽量3Dデータ「XVL」を、タブレットやスマートフォンなどで表示するためのWebアプリケーション。

「XVL Web3D Player」iPad画面イメージ

「XVL Web3D Player」はWebブラウザ上で利用できるため、パソコンやタブレットへのインストール作業が不要。また、デバイスやブラウザの制限がないため、現場の作業者やサービスマン、一般消費者などがいつでもどこでもさまざまな利用環境で手軽に3Dを表示できる。

体験版は「エンジン」、「衛星」、「TTエンジン」、「ZecOOバイク」という4つのサンプルデータとともに公開されており、WebブラウザがあればXVLをどこでも誰でも操作可能となっている。体験版はパソコンとタブレット(iPad)に対応し、Internet Explorer、Microsoft Edge、Google Chrome、Firefox、Safariの各Webブラウザ上で動作する。

なお、「XVL Web3D Player」は、5月19日に東京都・品川のコクヨホールで開催される「XVL 3次元ものづくり支援セミナー2017 東京会場」に展示されるということだ。