子育てするようになってストレスが増えた家事は?(写真はイメージ)

博報堂こそだて家族研究所はこのほど、「家事の時短」についての調査結果を発表した。調査は、2017年3月7日~15日の期間、ママ向けコミュニティサイト『ママスタジアム』上で行われ、子育て中の女性396名から回答を得たもの。子育てするようになってストレスが増えた家事を尋ねたところ、最も多かったのは「散らかったものの片づけ」だった。

まず、全回答者に「普段どれくらい『忙しい』と感じますか」と質問した結果、「とても忙しいと感じる」が24.2%、「やや忙しいと感じる」が59.6%となった。子育てをするようになってストレスが増えた家事については、「散らかったものの片づけ」(73.5%)が1位となり、次いで「部屋の掃除」(58.6%)、「献立を考える」(56.3%)、「食事の後片づけ」(56.3%)、「食事のしたく」(54.0%)と続いた。

最も多かったのは「散らかったものの片づけ」だった

さらに末子の年齢別に見ると、0~2歳のママは「食事のしたく」のストレスをやや高めに感じており、3~6歳のママは「散らかったものの片づけ」のスコアがやや高くなった。同社は、「乳児期の離乳食と大人の食事を作り分ける大変さや、幼児期に遊びが活発になって散らかる室内など、子どもの成長にともなって変化する様子が連想されます」とコメントしている。

0~2歳のママは「食事のしたく」のストレスをやや高めに感じており、3~6歳のママは「散らかったものの片づけ」のスコアがやや高くなった

加えて、自分が取り入れて「これはよかった! 他の人にもおススメ!」と思った時短グッズについては、圧力鍋や電子レンジで使うシリコン調理器、食器洗い機、ロボット掃除機、100円ショップのアイデア調理グッズなどが挙がった。サービスでは、食材の定期宅配、ネットスーパー、レシピアプリの活用、プロの掃除サービスなどを利用する声が多かった。