国内セキュリティ人材育成のための「サイバーセキュリティ スカラシップ」 - シスコ

シスコシステムズ合同会社は21日、国内の情報セキュリティ人材育成に向けて、インターンシップや採用機会の提供など参画企業と連携しながら推し進める「サイバーセキュリティ スカラシップ プログラム」を創設したことを発表した。

「年次サイバーセキュリティレポート 2017年版(PDF)」

多様なスキルが求められるセキュリティ人材の不足は、日本を含む世界的な課題となっている。同社が纏めた年次レポート「年次サイバーセキュリティレポート 2017年版(PDF)」の中にはセキュリティプロフェッショナルに関する調査結果もあるが、CSO(セキュリティ最高責任者)やSecOps(セキュリティ運用)マネージャたちは、予算の制約とともに熟練スタッフの不足がセキュリティの大きな障害として認識している。運用面でもその日のうちに調査されないセキュリティアラートは44%、調査されたアラートのうちで未修復のアラートが54%におよぶ。データからも運用技術者が足りないことが露呈している。



「サイバーセキュリティ スカラシップ プログラム」は、ネットワークやセキュリティ技術、グローバルで実績を重ねる同社の学習プログラムをベースに、ITベーシックから情報セキュリティまでを体系的に学習するプログラムで、セルフラーニングによる「入門コース」、インストラクターによる研修やハンズオントレーニングからなる「基礎コース」、そして即戦力を目指す実践的なセキュリティ対策/解析手法を習得する「応用コース」で構成される。

成績優秀者には、シスコの海外でのインターンシップ機会の提供や積極採用も予定されており、賛同企業による「サイバーセキュリティ 人材育成コンソーシアム」も創設している。運営母体となるコンソーシアムを通じて、スカラシッププログラムの運用、インターンシップ機会の提供が行われる。


コンソーシアムの参加組織、主な役割は以下のとおり。

シスコシステムズ独自のセキュリティ人材トレーニング、スカラシップの提供/シスコ本社でのインターンシップ/プログラムプロモーション/積極採用
Cisco Master Security Partner応用カリキュラムの提供/遠隔授業実施支援/プログラムプロモーション協力/積極採用
ICT教育推進協議会 (ICTEPC)プログラムの運営/現役のエンジニアと接する機会の提供/プログラムプロモーション協力/積極採用
大学、高専、専門学校学生へのトレーニング実施/メンター/指導者の育成
支援・協賛団体プログラム運営支援/現役のエンジニアと接する機会の提供/プログラムプロモーション協力/積極採用

サイバーセキュリティ 人材育成コンソーシアムボードメンバー 学術系

北陸先端科学技術大学院大学 教授篠田 陽一(リーダー)
東京電機大学 教授 /一般社団法人 JPCERTコーディネーションセンター 理事 /一般社団法人公衆無線LAN認証管理機構 代表理事 /奈良先端科学技術大学院大学 客員教授猪俣 敦夫(サブリーダー)
東京大学 教授/WIDE Project 代表/ICT教育推進協議会 会長江﨑 浩
大阪大学サイバーメディアセンター センター長/Training Center Japan アドバイザ下條 真司
高知工業高等専門学校 客員准教授/SECCON実行委員長竹迫 良範

サイバーセキュリティ 人材育成コンソーシアムボードメンバー 企業

ネットワンシステムズ株式会社 代表取締役 社長執行役員吉野 孝行
さくらインターネット株式会社 取締役/ICTトラブルシューティングコンテスト実行委員会会長/ICT教育推進協議会運営委員伊勢 幸一
株式会社トライコーダ 代表取締役 OWASP Japan Chapter Leader上野 宣
シスコシステムズ合同会社 代表執行役員社長 鈴木 みゆき
<お知らせ>
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