レジェンド左腕・山本昌の愛馬、アルアインが皐月賞を制覇! いずれ大魔神・佐々木主浩との対決も?


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 4月17日に千葉県船橋市の中山競馬場で行われた皐月賞は、9番人気のアルアインが勝利。3連単は100万円を超える配当で場内にはどよめきが起こったが、そのアルアインの「一口馬主」が、元中日のレジェンドサウスポー・山本昌氏だ。

◎分割所有している愛馬が活躍

 「一口馬主」というのは、1頭の馬の代金を多人数で分割して出資するファンド。出資した馬が稼いだ賞金もその割合に応じて分配される。

 出資者は正式な馬主ではないが、もちろん正式に認められている制度で、今回の皐月賞に出走していた18頭のうち、6頭がこの「一口馬主」の馬だった。

 こういった共有馬主事業を展開する会社は、セレブ感あふれるところから庶民的なところまで20社ほど存在するが、アルアインが所属する「サンデーサラブレッドクラブ」は、その中でもトップクラス。

 日本を代表する血統の馬を取り揃えており、それを40口に分割して出資を募っている。アルアインも、父があのディープインパクトということもあって募集価格総額1億円、つまり1口250万円という高額な馬だった。

◎高額でも元は取った!?

 ただ、皐月賞の1着賞金は1億円なので、アルアインに出資していた山本氏は、それだけで元を取ったことになる。

 実際には騎手や調教師の取り分、クラブの手数料や税金などを引かれ、さらには毎月の管理費(エサ代など)もかかるため、獲得賞金のすべてが出資者に還元されるわけではないが、それでも、アルアインはこの皐月賞までにすでに3勝を挙げている活躍馬(皐月賞も含めて5戦4勝)だ。

 ほかにも多くの馬に出資しているという山本氏だけに、一口馬主ライフのトータル成績は定かではないが、アルアインに関しては、ここまで上々の収支を計上していることは間違いない。

 また、次走は1着賞金2億円の日本ダービーが予定されており、まだまだ夢が広がる1頭だ。


◎大魔神との対決も!?

 野球界と競馬界の両方で名を馳せた人物といえば、最近では大魔神・佐々木主浩氏の名が挙がる。3月25日にドバイで行われたG1レース「ドバイターフ」では、愛馬・ヴィブロスが出走し見事1着。賞金360万米ドル(約4億円)を獲得した。

 ほかにも、持ち馬のシュヴァルグランが4月30日に京都競馬場で行われる「天皇賞・春」の有力馬の1頭に数えられており、大魔神軍団はますます目が離せない存在となっている。

 山本氏も、一口ではなく個人で馬を持てるように馬主資格取得に向け準備しているという。現役選手時代、中日と横浜の主力投手としてしのぎを削った2人が、今度は競馬場で、サラブレッドを介して対決する日も近いかもしれない。

文=藤山剣(ふじやま・けん)


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