チャイナ エアライン(本社: 台北)とデルタ航空(本社:アトランタ)は両社の提携強化に向けた協定を締結。提携協定の締結は、両社のフライトネットワークの拡大を目的とし、台湾と米国のマーケットにおける相互利益獲得の関係を構築していく。

台湾と米国のマーケットにおける相互利益獲得の関係を構築する

両社ともに航空アライアンス「スカイチーム」の加盟航空会社であり、アライアンス特典ひとつであるマイレージ提携を最大限に生かし、豊富なフライトネットワークを網羅することで、互いの乗客により良いサービスを提供する。両社のコードシェアは、2001年12月に提携を開始。2011年のチャイナ エアラインスカイチーム加盟後は、アメリカ路線へのサービスが拡大し、以来15年間の関係構築を経て、今ではコードシェア便はアメリカ内陸22地点を結び、両社のコードシェア便の総数は34地点に拡大している。

両社はアメリカ路線のネットワーク拡大のため、引き続きともに協力をしていく。チャイナ エアラインではロサンゼルスやニューヨーク以遠線、また、デルタ航空は台湾以遠線の強化をそれぞれ目指す。今度も両社は、共にハブ空港の強化と利便性の向上に取り組むとしている。