アイドルグループ・HKT48の指原莉乃が17日、東京・台場のフジテレビで行われた同局の新バラエティ番組『この指と~まれ!』(5月5日スタート、毎週金曜深夜2:00~2:30 ※関東ローカル)の収録後に取材に応じ、レギュラー番組の増加で「通帳見てニヤけることは増えました」と本音を漏らした。

『この指と~まれ!』MCの指原莉乃

この番組は、今年の「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」チェアマンであり、アイドル業界の先頭を走る指原の元に、毎回登場する夢見るアイドルたちが集まり、さまざまなジャンルのテーマに沿ったトークを展開していくというもの。

指原は、同番組以外にも、『真夜中』(フジ系)、『こんなところにあるあるが。土曜・あるある晩餐会』(テレビ朝日系)がスタートするのに加え、『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)がゴールデンに進出するなど、この春の改編で躍進しているが、「貯金するタイプなので、もともとニヤけることは多いんですけど、前より(ニヤける)回数が増えたっていうのはあります」と、正直な心境を明かした。

この日の収録では、チームしゃちほこ、大阪☆春夏秋冬、アンジュルム、わーすたの4組とトークを行ったが、「前日までこれ大丈夫かなと思ってたんですけど、それぞれのグループの皆さんがネタを考えてきてくれて、4本収録でも楽しくあっという間に終わることができました」と感想。その中でも特に「アンジュルムさんの2期生は闇が深い」と発見があったそうだ。

また、指原を「アイドルの成功例」と称えるグループもあったが、本人は「秋元(康)さんからしたら失敗作かもしれないんですけど、ここまで来れて、こうやって憧れていたアイドル番組のMCができるっていうのは、自分なりには大成功だなって思ってます」と胸を張った。

チームしゃちほこ

大阪☆春夏秋冬

アンジュルム

わーすた

収録では、「運営に不満はあるか」という質問に、どのグループも「YES」と回答するなど、「結構どのグループも赤裸々に語ってくれる」と驚いた様子。それだけに、今後のブッキングのハードルが上がることに懸念を示しながら、「それでも出てもいいよって言ってくれるアイドルだったら、こちらは誰でもOKというスタイルで、手当り次第声かけていきたいと思います」と、間口を広げていく構えだ。

同番組には、お笑い芸人の土田晃之がサポーターとして出演し、HKT48の矢吹奈子もロケVTRのナビゲーターと番組ナレーションを担当。指原は「アイドルの皆さんのモチベーションがちょっとでも上がる、希望になるような番組になったらいいなって思ってます」と意気込みを述べている。