日本マイクロソフトは14日、一部のSurface Pro 4およびSurface BookにプリインストールされたOfficeのライセンスに不具合があったと公表した。本来付属している永続版ライセンスのOffice Home & Business Premiumではなく、サブスクリプション版のOffice 365として認識されてしまう場合があるという。

Surface Pro 4

同社によると、ユーザーへ付与されたライセンスは正しい永続版のものだが、不具合によりサブスクリプション版Office 365に誤認識される場合があるという。サブスクリプション版Office 365は、1年間のみ有効のライセンスのため、誤認識された場合は永続版ライセンスに設定変更することで、永続版Officeを利用できるとする。

対象製品は、2016年5月末から2017年2月末までに出荷した、Surface Pro 4の一部および、2016年7月から2017年2月末までに出荷した、Surface Bookの一部。

Surface Book

使っているSurfaceにプリインストールされているOfficeがサブスクリプション版か、永続版かを確認するには、コントロールパネル>プログラム>プログラムと機能を表示し、インストールされているOfficeプログラムを確認。Microsoft Office Home and Business Premiumがインストールされていれば、正しい永続版を使っていることになる。

一方、Microsoft Office 365がインストールされている場合は、サブスクリプション版となるため、一度アンインストールし、新たにOffice Home & Business Premiumを再インストールする必要がある。詳細は日本マイクロソフトの解説ページに詳しい。