朝7時半に起床して、会社につくのは9時。残業までこなして退社するのは19時半。帰宅して自炊して夕飯を済ませて、お風呂を済ませたら……「え! もうこんな時間!?」明日に備えて、もう寝なきゃ! と1日が終わる。こんな生活を送っている会社員の方、少なくないのではないでしょうか。そこで、マイナビニュース会員1,000名にきいてみました。
退社後の自由時間って、どのくらい?
Q.退社後の自由時間はどのくらいありますか?
1位 1時間～2時間未満 24.0%
2位 2時間～3時間未満 20.0%
3位 30分～1時間未満 14.5%
4位 3時間～4時間未満 12.6%
5位 全くない 8.7%
6位 4時間～5時間未満 7.6%
7位 6時間以上 5.0%
8位 30分未満 4.8%
9位 5時間～6時間未満 2.8%
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Q.退社後の自由時間はどのくらいありますか?
満足 45.6%
不満足 54.4%
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■満足
・「2時間～3時間未満：必要以上に余暇があると怠けそう」（女性/50歳/設計/事務・企画・経営関連）
・「6時間以上：特に救急患者がない日は定時退社できるため、午後6時以降は自由に使える時間」（男性/56歳/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連）
・「1時間～2時間未満：この自由時間を捻出するためにフルタイムではない仕事を選んでいるから」（女性/38歳/サービス/事務・企画・経営関連）
・「3時間～4時間未満：まさにアフター5という形で退社でき、家事や入浴などをゆっくり行っても、他に何かをする時間がある」（女性/30歳/銀行/事務・企画・経営関連）
・「5時間～6時間未満：時間を上手く使えば（家事を手抜きすれば）、意外と自由になる時間はあるものだなぁと思う。これだけあれば満足です」（女性/41歳/教育/公共サービス関連）
・「4時間～5時間未満：以前の職場では、自由時間はほぼ0に等しかった。現在では帰宅後に家族と食事をしたり、だんらんの時間が持てるため非常に満足である」（男性/37歳/通信関連/IT関連技術職）
・「1時間～2時間未満：自由時間は欲しいけど、収入も必要。現状がちょうどいいバランスだと思っている」（女性/38歳/インターネット関連/事務・企画・経営関連）
・「3時間～4時間未満：数年前までは多趣味で色々な事に時間とお金をつぎ込んでいた。そのせいか現在は落ち着いてしまって（笑）逆に明日の仕事の事を考えてしまいがちな毎日をどう変えようか悩んでいるところです」（女性/25歳/流通・チェーンストア/IT関連技術職）
・「全くない：子供を育てることが幸せだから、自由時間がなくても満足」（女性/33歳/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連）
■不満足
・「全くない：ストレスの発散もできず、毎日の会社勤めがイヤで仕方がない」（男性/38歳/電気・電子関連/技能工・運輸・設備関連）
・「5時間～6時間未満：早くて20時以降の5～6時間なので、時計をみるとa.m.1時～a.m.2時。寝る時間を削っているので不満足です」（男性/45歳/システムインテグレータ/IT関連技術職）
・「1時間～2時間未満：残業が多く就業時間が深夜に及ぶことが多い。しかも自宅までの距離が遠く周辺にも娯楽施設やコンビニもないので帰っても寝るだけ。自由時間は休日以外ほとんど取れません」（男性/49歳/その他/技能工・運輸・設備関連）
・「30分～1時間未満：いつも帰りは23時。0時までに食事と風呂を済ませて寝るのがだいたい1時。そして次の日起きるのが6時。せめて睡眠時間に7時間はほしい」（男性/43歳/コンピューター機器/IT関連技術職）
・「2時間～3時間未満：車通勤で自炊もしているので、食事を済ませた後、何かすればするほど、どんどん睡眠時間が削られる」（女性/40歳/ホテル・旅館/販売・サービス関連）
・「1時間～2時間未満：通勤に時間がかかるため仕方ないが、もう少し時間が欲しい」（女性/25歳/システムインテグレータ/IT関連技術職）
・「3時間～4時間未満：殆どが明日の準備と今日の反省で消える」（男性/49歳/建設・土木/建築・土木関連技術職）
・「2時間～3時間未満：夕食を食べたいけど睡眠時間も確保したいから、帰宅後せめて5時間欲しい」（女性/32歳/東京都/サービス(その他)/専門サービス関連）
・「30分未満：帰ったらすぐに家族サービスで、疲れてすぐに寝てしまう。もう少しテレビを見たりしてリラックスしたい」（男性/37歳/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連）
・「全くない：何もできないから不満足と言うか、懲役刑を受けているような気になる。しかも終わりが見えなくてツライ」（男性/37歳/輸送用機器/技能工・運輸・設備関連）
・「3時間～4時間未満：趣味や資格勉強など、やりたいことは一杯あるのに、それに対して時間が全く足りない」（男性/33歳/その他/事務・企画・経営関連）
総評
仕事がある日の自由時間、最も多かったのは「1時間～2時間未満」でした。また、自由時間の長さについて満足しているかをきいたところ、僅差で「不満足」な人の方が多いようです。しかし、満足している人の声を見てみると、必ずしも自由時間がたくさんあることが満足につながっているわけでもない様子。「時間がたくさんあっても持て余してしまう」という人や、「子育てが充実しているので自分のための時間がなくても満足」という人など様々でした。全体的に、時間の長さより、どう過ごすかが重要と考えている人も多いようでした。
一方で、時間が足りないという人たちは、「やりたいことをやるには睡眠時間を削るしかない……」という声がとても多くありました。睡眠時間を削れば翌日が辛くなるし、だからといって平日を仕事に捧げてしまうのも……。悩ましいところですよね。
どうにか残業時間を減らすことが1番の解決策になるとは思いますが、職場環境によっては難しいところでしょうか。少なくとも、1日を25時間に変更するよりは簡単だと思えば、どうにか頑張れる……かも!?
調査時期:2017年4月7日～8日
調査対象:マイナビニュース会員のうち会社員の男女
調査数:1,000名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
