幻冬舎メディアコンサルティングはこのほど、『国際人になりたければ英語力より歯を"磨け"』(宮島悠旗著 / 800円・税別)を発売した。

『国際人になりたければ英語力より歯を"磨け"』(800円・税別)

著者の宮島悠旗氏は、最新の技術で"噛み合わせ"と"エステティック"に配慮した矯正治療を行う矯正歯科専門医。同書では、外国人とのコミュニケーションで信頼度を上げる口元の作り方を丁寧に解説している。

アメリカでは、子どもが一定の年齢になったら矯正歯科治療を受けられるようにお金をためておくのは当然のことであるという。スウェーデンでも、口元のケアについて幼い頃から徹底的に教育されているとのこと。一方、日本人は骨格などの影響で歯並びが悪くなりやすい傾向にあるが、矯正歯科治療をはじめとする何らかのメンテナンスを施している人はわずかであるという。

同書によると、口元の美しさに気を配っている欧米人は、ケアをしていない人が多い日本人と会話するときに、違和感を覚えることが多いとのこと。語学堪能で服装やスタイルに気を使っていても、言葉を発している口元が整っていなければ「自己管理ができていない、身だしなみがなっていない」と思われてしまうという。

宮島氏は矯正歯科専門医の立場から、活動の場をインターナショナルな視野でとらえている人のために、「口元の印象がビジネスの成功とどう関係しているのか」について解説。そのほか、世界で活躍している人がやっているデンタルケアについても紹介している。