freeeは4月11日、Android端末向け新アプリ「交通費精算 freee」の提供開始を発表した。

同アプリは、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードをNFCに対応したスマートフォンやタブレットにかざすことで乗降車履歴を自動で取得、「クラウド会計ソフト freee」のアカウントと連携してアプリ上から交通費精算の申請を可能にする。

「交通費精算 freee」の画面

これまで面倒だった経路や金額の手入力が不要になり、外出先からも利用できるため、交通費精算にかかる負担を削減し、業務の効率化を実現する。

読み取りが可能な内容は、「電車の乗降履歴と金額(定期券の区間内での移動は表示されない)」と「チャージ履歴」。交通系ICカードの規格仕様上、履歴は最新20件まで読み取ることができる。

利用条件は、Androidバージョン4.4以上、NFC対応端末で利用可能、Suica、PASMO、manaca、ICOCA、はやかけん などの交通系ICカードに対応する。

交通費精算の申請には「クラウド会計ソフト freee」の経費精算機能の利用が必要となる(法人向けは「ビジネスプラン」以上、個人事業主向けは「プレミアムプラン」)。