4月に入り、本年度の年次有給休暇が付与された方も多いと思います。ところで、その有休、毎年ちゃんと消化できていますか? そこで、今回はマイナビニュース会員のうち会社員限定で調査してみました。あなたの有給消化率は?

Q.1年間の有給消化率を教えてください。

1位  0%   19.0%
2位  10%   17.6%
3位  100%  11.3%
4位  20%   9.5%
5位  50%   9.5%
6位  30%   8.9%
7位  70%   5.6%
8位  80%   5.6%
9位  90%   4.9%
10位  40%   4.8%
11位  60%   3.4%

どのくらい休めていますか?


Q.お勤め先は有給休暇が取得しやすい職場だと思いますか?
思う    52.6%
思わない  47.4%

あなたの職場はどうですか?


■有休を取得しやすいと思う人は……

有休を取得しやすいと思う人の有休消化率


・「消化率10%。他の社員も有休や半休をよくとるので、自分も言い出しやすい」(女性/33歳/インターネット関連/クリエイティブ関連)

・「消化率20%。全てが仕事優先ではなく、仕事の状況や家庭の状況を見渡し、自らが優先度を付けて要望した話を会社も受け入れてくれるため」(男性/41歳/シンクタンク・マーケティング・調査/専門職関連)

・「消化率30%。誰かが有休を取得しても、周囲にしわ寄せが行くような業務形態ではないので、他者への遠慮を感じずに有休が取得できる」(男性/55歳/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

・「消化率40%。自分の部署が有給消化を促す部署なので休みを取らなければいけないことになっている」(女性/30歳/警察・消防・自衛隊/公共サービス関連)

・「消化率50%。会社が有給休暇取得を奨励しており、全社員に取得率の目標値を設定しているため」(男性/40歳/システムインテグレータ/IT関連技術職)

・「消化率60%。時間休も取れるし、あまり有休を取らないと上司から指摘される」(女性/28歳/ソフトウェア・情報処理/営業関連)

・「消化率70%。現在の社長になってから、有休を使わないと拠点長が怒られる」(女性/24歳/食品/営業関連)

・「消化率80%。会社としても有休取得を推進しているし、社員の間でも有休を使っていこうという空気がある。そのため上司にも気軽に有休取得を申請することができる。特にシフト制の業務でもないので、有休を気兼ねなくとれることが大きいです」(女性/30歳/サービス/事務・企画・経営関連)

・「消化率90%。上司が面談で、日程を調整してきちんと有休を取得するようにと言ってくる」(女性/26歳/旅行・観光/事務・企画・経営関連)

・「消化率100%。周りも取得しているので取りやすい。たとえ急な有休申請をしても、文句を言われない環境である」(女性/43歳/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)

■有休を取得しづらいと思う人は……

有休を取得しづらいと思う人の有休消化率


・「消化率0%。店舗の営業時間が長く、アルバイトも社員も不足している状況。繁忙期は公休を消化できず振り替えになり、落ち着く季節は振り替えと夏休みと冬休みの消化になるので有休を取ることができない」(男性/48歳/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/営業関連)

・「消化率0%。暗黙の了解で、有給休暇が取れない。有給休暇で休んでも欠席にされてしまうし、皆勤手当も0円になってしまう。ブラックだわ……」(女性/46歳/建設・土木/事務・企画・経営関連)

・「消化率10%。部署内での調整をしても充分消化しきれない事は承知しているし、仕事自体やりがいのある職種なので苦にならない」(女性/48歳/百貨店/販売・サービス関連)

・「消化率20%。1年間に最低5日は有給休暇をとりなさいと指導されているので、5日は強制的に取得させられるが、逆に、6日目以降の取得は難しいから」(女性/35歳/物流・倉庫 /事務・企画・経営関連)

・「消化率20%。有休を取ると、とても嫌な顔をされる。関係があるかはわからないが、有休をよく取る人と取らない人だとボーナスなどに違いがでている気がする」(女性/24歳/医療・福祉・介護サービス/販売・サービス関連)

・「消化率30%。1人でひとつの事業所を任されているので、会社にかかってくる電話は携帯電話に転送され、土日祝日夜間問わず連絡がある状態のため」(女性/41歳/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

・「消化率50%。あまり重要な事でもないはずなのに、有給休暇を取得することにやや抵抗を感じる。そのため、職場自体が有給休暇を取得しにくい状態というよりも、自分自身の気持ちの面で、なかなか休めないということがあるのかもしれない」(女性/58歳/医療用機器・医療関連/専門サービス関連)

・「消化率60%。有休を取得しようとすると、コンプライアンスを無視した理由で否認されるし、評価にも影響する」(男性/55歳/医療用機器・医療関連/その他技術職)

・「消化率80%。頻繁にある日曜出勤の代休として、平日に有休を使って休まなくてはいけないので、好きな時に休みを取りづらい。また、本当に休みが欲しい時の有休がなくなってしまう」(男性/44歳/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)

・「消化率100%。会社自体は所得しやすい環境だが、他の従業員の『余計な仕事を増やすな』という雰囲気が……」(男性/46歳/その他/技能工・運輸・設備関連)

総評

有給休暇を半分以上消化できているのは、全体の40.3%。そして、有給休暇を取得しやすい職場だと感じているのは全体の半数以上である52.6%でした。

有給休暇を取得しやすい環境と思うかどうかは、必ずしも有休消化率と関係があるわけではないようです。今回の調査において、取得率60%以上でも、「休めるけれど、何かしらプレッシャーがある」という回答も複数ありました。

確かに、休めるとはいえ、上司から嫌な顔をされたり、有休を取得する理由を申告しなければいけなかったり、評価に影響があるのでは? と不安になる環境では、「取得しやすい環境」とは言えませんね。繁忙期など休みづらい時期もありますが、基本的に有休取得は悪いことではないし、それが評価に影響するなんて、おかしな話です。むしろ、部下が休めない状況にあるというのは、上司のマネージメント能力にも要因があるのでは? と思います。しかし、中には、たとえ上司が許可しても同僚からの視線が……という声も。

う~ん、ほとんどの職場は持ちつ持たれつで成り立つものではないかと思うのですが……。職員が有休を取得しやすい環境を作ることも、管理職の方はもちろん、職員みんなの仕事のひとつ! なんて、理想論過ぎますか?


調査時期:2017年3月22日~23日
調査対象:マイナビニュース会員のうち会社員の男女
調査数:1,001名
調査方法:インターネットログイン式アンケート