AWSのプレミアムコンサルティングパートナー公式サイトより

「すべての人々の創造活動に貢献し続ける」を経営理念に掲げるクラスメソッドは、昨年12月に1万社を超えるAWS(アマゾン ウェブ サービス)パートナーのなかから世界55社、日本7社に選定されるプレミアムコンサルティングパートナーを獲得している。

AWSのプレミアムコンサルティングパートナー公式サイトには、パートナー制度の詳細が記載されているが、AWSを使用した業務での一定以上実績、顧客ソリューションのデプロイでの豊富な経験、認定済み技術コンサルタントの多数在籍、少なくとも1つのAPNコンピテンシーを持つことなど基準が掲載されている。

APNコンピテンシーは、習熟した技術や専門的なエリアでの顧客の成功を支えられることを実証させるプログラムで公式Webページには、政府、医療、ライフサイエンス、などの業界別。IoT、モバイル、移行、開発運用、セキュリティ、ビッグデータなどソリューション別のコンピテンシー。Microsoft SharePoint、Exchange、SAP、Oracleなどワークロード別のコンピテンシーなど数多くのコンピテンシーが並ぶ。

同社はAWSパートナーネットワーク/AWSプレミアコンサルティングパートナー/AWSマネージドサービスプログラム/AWS移行コンピテンシー/AWSモバイルコンピテンシー/AWSビッグデータコンピテンシー/AWSサービスデリバリーパートナー/AWSパブリックセクターパートナー/APN Certification Distinctionと多くの認定を持つ企業でもある。

7日、同社はAWS総合支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」において、サービスに付帯する東京海上日動火災保険のAWSユーザー向けサイバーリスク保険の補償範囲が拡大し、AWSを基盤としたシステムやソフトウェアの不正アクセス等のセキュリティ侵害行為が発生した際に「サイバー攻撃に関する補償」として、対応に要した原因調査費用や再発防止コンサルティング費用等が補償されることを発表した。

「クラスメソッドメンバーズ」の新補償(同社資料より)

なりすまし攻撃、DoS攻撃、SQLインジェクション等のサイバー攻撃が発生した場合に、対応に要した以下の費用が補償される。
・不正アクセス等の原因調査のために支出する費用
・セキュリティ事故に関して支出する弁護士報酬
・セキュリティ事故発生時の対策もしくは再発防止策に関するコンサルティング費用
・不正アクセス等が発見されたことにより、ネットワークの遮断対応を外部委託した場合に支出する費用等

なお、既に「クラスメソッドメンバーズ」に加入しているユーザーにも「損害賠償責任に関する補償」「サイバーセキュリティ事故対応費用に関する補償」と同様にこの補償が適用されており、追加料金は発生しないとしている。