マンションマーケットはこのほど、駅徒歩5分圏内に存在する"駅近マンション"の数が多い駅ベスト20を調査し、結果を公表した。

"駅近マンション"が多い駅は?

同調査は、同社が運営するマンション相場情報サイト「マンションマーケット」上に掲載されている中古分譲マンションのデータを用いて、東京23区内のJR線駅の駅徒歩5分・400m圏内(徒歩1分=80m)に存在するマンションを対象に実施したもの。同社の住宅系ニュースサイト「マンションサプリ」にて、駅近マンションの数が多い順にランク付けした。使用したデータは2017年3月17日時点のものとなる。

ベスト20駅のうち「山手線」の駅が半数を占めた

同社によると、住まいを選ぶ際に「最寄り駅からの距離」を重視する人は多く、駅近マンションはその点で非常に利便性に優れているという。最近では、同じ最寄り駅で"駅遠"から"駅近"の家に引っ越すケースも少なくないとのこと。そこで同社は今回、東京23区内に存在するJR線の駅を対象に、駅徒歩5分圏内のマンション数を調査した。

駅徒歩5分圏内に存在するマンションの数がもっとも多かったのは、京葉線「八丁堀」の109棟。2番目に多い山手線「駒込」の92棟に大きく差をつける結果となった。また、ベスト20駅のうちもっとも多くを占めた沿線は山手線だった。

該当駅は「駒込」「五反田」「大塚」「恵比寿」「池袋」「渋谷」「目白」「高田馬場」「巣鴨」で、20駅中9駅が山手線となっており、同ランキングの約半数を占めている。山手線は主要ターミナル駅への乗り入れも多く、利用者も多い人気の沿線。同社では、都市部へのアクセスだけでなく、最寄り駅へのアクセスの良さもふまえた利便性を軸に家探しをする場合、山手線をチェックしてみると良いかもしれない、とコメントしている。

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