インヴェンティットは4月5日、シマンテックのWindows向け総合セキュリティ対策ソフト「Norton Security(ノートン セキュリティ)」を、MDMサービス「MobiConnect(モビコネクト)」のオプションサービスとして提供開始と発表した。

MDM(Mobile Device Management/モバイルデバイス管理)は、スマートフォンやタブレットに対して、端末紛失・盗難時の情報漏えい対策機能や、デバイスの導入・運用・管理を効率化するための機能などを提供するサービス。

「MobiConnect」は、インヴェンティット独自MDMの高セキュリティ技術や、デバイス管理における運用管理を効率化するため機能などを備えた製品。Windows PCの軽量化やWindowsタブレットの普及に伴うモビリティの向上により、法人市場におけるWindows端末利用シーンにおいて、端末紛失時の情報漏えいリスクに対するセキュリティ対策ニーズが高まりつつある。MobiConnectでは、こういった課題に対して、iOSやAndroidといったスマートデバイス向け機能と同等のMDM機能をWindows向けにも提供強化している。

今回提供する「Norton Securityオプション」では、MobiConnectを搭載するWindows端末が脅威にさらされた場合の迅速な検出および除去をはじめ、サイバー犯罪者からのぜい弱性(セキュリティーホール)を利用した不正侵入の防止、Webサイトの安全診断などの機能を提供している。シマンテックの「ノートン セキュリティ」を採用することで、MobiConnectが提供する端末紛失時の情報漏えい対策と合わせて、今まで以上にセキュアで快適なモビリティ活用を促進することが可能となる。

MobiConnectの提供価格(税別)は、初期費用が3万円、基本料金は1PCあたり年間1200円から(BYOD Planの場合)。