ヴォーカーズは4月5日、「新入社員の入社後ギャップ」の調査結果を発表した。調査は4月時点で、同社運営サイトの「Vorkers」に投稿された会社評価レポートのうち、2014~2016年に新卒入社した社員のクチコミ4,521件を対象に、集計・分類したもの。

「新入社員の入社後ギャップ」

「新入社員の入社後ギャップ」を聞くと、1位は「仕事内容や配属について」(30.0%)だった。次いで2位は「組織の特徴や社風について」(21.3%)、3位は「成長環境やキャリア開発について」(19.2%)。以降、4位「ワークライフバランスや勤務時間について」(11.4%)、5位「給与や待遇、福利厚生について」(7.2%)と続いた。

トップ3位の理由をみると、1位の「仕事内容や配属について」では、「自分から希望を出しても配属が必ずしも希望通りとなるわけではない。もし希望通りの配属でない場合に、どのようにモチベーションをたもてるかが問題」(開発/男性/SIer・ソフト開発・システム運用)、「どの部署で何をしているかを事前に確認するべきです。マッチングが大切」(開発/男性/総合電機・家電・AV機器)となった。

2位の「組織の特徴や社風について」においては、「給与水準(昇給制度)や社内風土については、一切調べずに入社した。仕事に対する憧れで入社したが、仕事をする環境や条件を精査するべき」(販促/男性/ファッション・アパレル・繊維)、「やりたい事業だけでなく、社内の雰囲気や文化が自分と合っているかを確認するべきだと思う。人によって、合う・合わないが分かれる」(セールス&販売/男性/不動産関連、住宅)。

3位の「成長環境やキャリア開発について」では、「自分の求める成長がこの企業で実現できるかじっくり考えた方がいい」(開発/男性/SIer・ソフト開発・システム運用)、「大企業で歴史がある分、社内の平均年齢が高い。新卒入社してもキャリアアップがなかなか難しい」(販売職/女性/ファッション・アパレル・繊維)といった声が寄せられた。