エアバス、A380向け新客室装備を提供へ--497席から4クラス制575席に

エアバスは現地時間の4月3日、ドイツ・ハンブルグで開催されている「Aircraft Interiors Expo 2017」(4月4日~6日)にて、エアバスA380客室向けのオプションに関し、最新デザインとなる客室前部の階段の設計変更を公開した。現在、A380を運航する航空会社の標準座席数は497席だが、今回のオプションを取り入れることによって、4クラス制575席に増加させられる。

前部階段の位置をドア1からドア2に移動する

前部階段の位置をドア1からドア2に移動し、アッパーデッキ(2階席)に上がる階段入り口とロワー(下部)デッキの乗務員休憩室に下りる階段を組み合わせる。これにより、最大20席追加可能になる。また、従来の運航乗務員休憩室(ドア1の中2階のコックピット裏側)の位置を移動し、ロワーデッキの客室乗務員休憩室と結合させることで、メインデッキの前部にプレミアム・エコノミーを3席追加できるようになる。

エアバスとパートナーが開発した座席配置により、18インチの座席幅を確保しながら、メインデッキに横11席3-5-3の座席配置が展開。これにより、23席を追加できるようになる。また、客室後部のらせん階段を四角い直階段に再設計することで、メインデッキのギャレーの収納量が増加し、14席とカート2台を追加できる。

さらに、アッパーデッキの両端についている収納スペースを取り除くことによって、足元レベルの客室幅を広くすることができる。これにより、斜め配置のヘリンボーン座席の場合、ビジネスクラスを最大10席追加できる。A380のメインデッキは民間旅客機の中で最も幅広く、プレミアム・エコノミー座席の設計を最適化することで、業界で最も効率的で快適なプレミアム・エコノミークラス配置が可能になる。これにより、プレミアム・エコノミー横8席の配置よりも、11席を追加できる。

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