三菱航空機は日本時間の4月1日、MRJ飛行試験機3号機がアメリカ合衆国ワシントン州にあるグラント・カウンティ国際空港に到着した。総フライト距離は約1万4,000km、総飛行時間は19時間48分となった。これにより、MRJ飛行試験機初号機から4号機までの計4機が米国にそろった。

MRJ飛行試験機3号機がグラント・カウンティ国際空港に到着

飛行試験機3号機は、日本時間3月13日9時23分に県営名古屋空港を出発。グアム国際空港、マーシャル諸島マジュロ国際空港、ホノルル国際空港、サンノゼ国際空港を経由し、日本時間4月1日11時24分(現地時間3月31日19時24分)にグラント・カウンティ国際空港に到着した。総フライト距離は約14,000 km、総飛行時間は19時間48分でした。

今後は全4機にて、グラント・カウンティ国際空港に設けた飛行試験拠点であるモーゼスレイクフライトテストセンターを中心に、飛行試験を加速していくとしている。なお、飛行試験機は全5機体制で、ローンチカスタマーとなるANA塗装が施された5号機は、日本を拠点として飛行試験を行う予定となっている。

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