歌手で俳優の星野源が2日、都内で行われた最新エッセイ集『いのちの車窓から』(3月30日発売/KADOKAWA刊)の発売記念トークイベントに出席。同書にも登場し、星野が"兄さん"と慕う俳優・大泉洋のエピソードを語った。

『いのちの車窓から』発売記念トークイベントに出席した星野源

同イベントには、抽選で選ばれたファン約150人が参加し、ファンの質問に答えるコーナーも。「大泉さんとお芝居など真面目な話をすることもあるのでしょうか?」と尋ねられると、星野は「ありますよ。小泉さん真面目な人ですから真剣なお芝居の話もします」と明かし、「真面目っていうと営業妨害になるのか…すっごい真面目です!」とニヤリ。「キャラクターの奥にある真面目さは、ファンの人であるほど見えるので気付いていると思いますけど」と話した。

そして、共演したNHK大河ドラマ『真田丸』では、星野が撮影に入る前に一緒に食事をして、先に撮影に入っていた大泉が現場の話を詳しく説明してくれたことを告白。「その心持ちで現場に入ればいいんだ」と安心して撮影に入れたという。

また、「大泉さん、『逃げ恥』がものすっごい大好きみたいで」と、星野が出演したTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の大ファンだったことを明かし、「僕を食事に呼んでくれて、席についた瞬間に兄さんが緊張してて、『平匡さんだ~うわ~!』って照れていて、すごいかわいかった」と笑いながらエピソードを披露した。

同書は、雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号よりスタートした星野の自筆連載に加え、新たに書き下ろしも加えたエッセイ集。『逃げるは恥だが役に立つ』の撮影秘話や、念願だった紅白出場、大ヒット曲「SUN」、「恋」ができるまでの話など、約2年間にわたり星野源が見てきたもの、感じてきたことがつづられている。