このほど、NECと富士通が2018年度の新卒採用計画を発表した。NECは昨年度と同数の450名、富士通は前年度計画数比250名増の750名の採用を計画している。

NECの450名の内訳は、事務系(営業/スタッフコース(営業、事業計画、戦略企画、経理、資材購買、人事、法務、知的財産など)が190名、技術系(「SEコース(システムエンジニア、サービスエンジニア)」「設計開発コース(ハードウェア、ソフトウェア)」「研究開発コース」)が260名となっている。

NECグループ(NECおよび国内連結子会社)全体では、昨年度から50人減らした1200名の採用を予定している。

一方、富士通は2016年11月に国内大手SE子会社3社を吸収合併したが、さらなる体制強化のため、2018年度の新卒採用では、前年度計画数比250名増の750名を採用する。

同社が優位性を持つ「テクノロジーソリューション」に経営資源を集中するため、その核となるソフトウェアやサービスなどの分野へ重点的に人材を配置するとしている。

また、キャリア採用は、前年度計画数比50名増の150名を計画している。