2011年からスタートしたテレビ朝日系バラエティ番組『マツコ&有吉の怒り新党』(23:15~)が29日、最終回を迎え、MCのマツコ・デラックス(44)と有吉弘行(42)からの労いの言葉に進行役を務める青山愛アナウンサー(28)は涙した。

青山愛アナ(左)とマツコ・デラックス

番組冒頭、青山アナは「番組スタートから6年、今夜で『怒り新党』は最終回です」とあいさつ。この日は人気コーナー「新・3大◯◯調査会」の全245回の中から、反響の大きかった回を振り返った。

これまで視聴者から届いた"怒り"メールは23万8,037件で、そのうち1,208件を番組内で紹介。有吉は「始めた当初よりは、世間が怒っている感じがしますよ。僕ら以外の人が怒っている」と感想を伝え、マツコもこれに同意しながら「もう怒れない」。有吉は申し訳なさそうに、「怒っている人を見ると……恥ずかしい」「イライラの限界」と打ち明けて笑いを誘った。

最後にコメントを求められた青山アナは「取り繕って好かれようとするよりは、自分らしくいて嫌われようと思える番組でした」と語り、有吉は「なかなか潔い嫌われっぷりでしたよ」と持ち上げる。マツコは「あまりこういうこと言いたくないけど」と前置きし、「私はあなたを好きでしたよ。本当に」「ありがたかったよ。本当にね」と気持ちを伝え、有吉も「うんうん。よくマツコさんにそんなこと言うなと思ってたよ」と褒めた。

夏目三久アナウンサーから引き継いだのが昨年4月。青山アナは2人の言葉に「ありがとうございます。光栄です」と深々と頭を下げて涙。テーブルにお菓子を用意してきたAD"お菓子ちゃん"も涙を流して感動に包まれる中、有吉は「あいつもこいつも俺らより短いのに!」「俺らが一番長いんだから!」とツッコミを入れてスタジオ爆笑。青山アナは「視聴者の皆さま、6年間ありがとうございました」と締めくくり、有吉とマツコも笑顔で番組を終えた。