4月6日にフジテレビ系で放送される『ビートたけしの私が嫉妬したスゴい人』(21:00~23:24)の取材会が28日、東京・台場の同局で行われ、ビートたけし、加藤綾子、劇団ひとりが出席した。

『ビートたけしの私が嫉妬したスゴい人』の取材会に出席した加藤綾子、ビートたけし、劇団ひとり(左から)

同番組は、一流の世界で活躍する芸能人やアスリートが嫉妬した人物を告白する人気シリーズ。人のスゴい能力、親交の深い芸能人に対して悔しい思いをした過去などを著名人がインタビュー映像で本音を語り、それを受けてビートたけしらがスタジオでトークを繰り広げていく。第3弾となる今回は、梅沢富美男、GACKT、田中真弓、真琴つばさらがVTRで出演して本音を激白する。

その収録がこの日行われ、ビートたけしと加藤綾子、劇団ひとりの3人が報道陣の取材に応じ、ビートたけしは「真琴つばささんはエンジンが掛かって面白かったよね。本音を言ってた感じで。宝塚の関係者が見たらドキっとすると思うよ」と感想を。劇団ひとりは「僕は田中真弓さんですね。ものすごいベテラン声優なのに、嫉妬する相手は誰もが知るという方でしたから。本当にすごい方って嫉妬心を表に出すことに躊躇がない感じで喋ってくれたのが印象的でした」と語った。

番組のテーマにちなみ、「負けたくない人は?」という質問にビートたけしは「認めるというのはあるよ。さんまとかは『オレたちひょうきん族』で頼りっぱなしだったし、島田洋七とかもね。でも勝ち負けの勝負じゃない。番組によって役割があるし、現役中は言いづらいよ」とコメント。また、劇団ひとりら若いお笑いタレントについて「数が多すぎるし、お笑いとして十分な時間を与えられていないと思う。局には申し訳ないが、『オレたちひょうきん族』ぐらい金掛けてくれたらやれると思うんだけどね。だから俺たちは運がいいよ。1~2千万円かけて作ったセットを壊してたんだから。制作費を掛けられないので可哀想だと思うよ」と気にかけながら「今は飛び抜けたものが出られない時代。色んなものが見られるしテレビだけじゃなくなっているからね」と時代の変化を感じ取っている様子だった。