ASUSTeK Computerはこのほど、小型PC「VivoMini」シリーズの2017年春夏モデルを日本市場で販売すると発表した。すでに一部モデルから販売を開始している。価格はいずれもオープン。

ASUS VivoMini VC66

W77.4mm×D153mm×H74.1mmの小型筐体を採用したコンパクトなデスクトップPC 。2017年1月のCES 2017にて展示されていた。Intelが提唱する小型フォームファクタ「Mini-STX」サイズのマザーボードを搭載し、デスクトップグレードのCPUやDDR4に対応する。なお、光学ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブを備える。

エントリーモデル「VC66-B061Z」の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-7100、メモリが4GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 630(CPU内臓)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 10 Home 64bit。

上位モデル「VC66-B060Z」は、CPUをIntel Core i7-7700、ストレージを128GB SSD+1TB HDDに強化する。また、ベアボーン「VC66-BB062M」も用意する。

ASUS VivoMini VC65

「ASUS VivoMini VC66」と同じく光学ドライブを搭載したコンパクトPC。CPUにT型番の低電圧モデルを採用する。

エントリーモデル「VC65-G339Z」の主な仕様は、CPUがIntel Pentium G4400T、メモリが4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内臓)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 10 Home 64bit。

上位モデル「VC65-G338Z」は、CPUをIntel Core i5-6400Tに強化。これに伴い、内蔵グラフィックスもIntel HD Graphics 510となる。また、無線LANがIEEE802.11n/g/bからIEEE802.11ac/n/a/g/bとなる。

ASUS VivoMini UN65

手のひらサイズの小型PC。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6500U、メモリが4GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内臓)、OSがWindows 10 Home 64bit。

ASUS VivoMini UN45

こちらも手のひらサイズだが、ファンレス仕様のモデル。CPUにIntel Celeron N3000を採用するほか、2GBメモリと32GB SSDにより価格を抑える。

主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3000、メモリが2GB、ストレージが32GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内臓)、OSがWindows 10 Home 64bit。