ソフトブレーン・フィールドは3月27日、「女性の働き方」に関する調査の結果を発表した。調査は2月24日~3月3日、30代~40代の主婦を中心とする同社登録の女性会員974名(平均年齢46歳)を対象に、同社リサーチサイト「リサれぽ!」を活用したインターネットリサーチで行われた。

「現在の働き方について・希望通りではない理由」

現在の働き方が希望通りかどうか聞いたところ、64.1%が「希望通り」(「希望通り」10.7%+「まあまあ希望通り」53.5%)と回答。一方、「希望通りではない」(「あまり希望通りではない」22.8%+「全く希望通りではない」6.6%)という人は29.4%。「どちらとも言えない」が6.5%だった。

また、「希望通りではない理由」を聞くと、「もっと働きたいが、希望する職種・仕事で働けないから」が最も多く44.0%。以降、「育児に専念するため」(14.9%)、「扶養控除や社会保険の適用範囲で働きたいから」(12.0%)と続いた。

「労働環境の問題がない場合、フルタイムで働きますか」

家事や育児、介護、扶養控除、社会保険の適用範囲制限など、「労働環境の問題がない場合、フルタイムで働くか」を聞いた結果、「働きたい」(40.3%)や「やや働きたい」(28.9%)という人の割合は、69.2%にのぼった。

「テレワークへの関心」

パソコンやスマホなどIT端末・通信技術を活用し、時間や場所にとらわれずに働く就業形態である「テレワーク(リモートワーク)」。その興味の有無・経験について聞いたところ、「興味あり(経験なし)」(53.8%)が最も多く、「興味あり(経験あり)」(23.7%)を合わせると、経験の有無に関わらず77.5%の人がテレワークに興味を持っていることがわかった。