マルハニチロは3月28日、今回で7回目となる「回転寿司に関する消費者実態調査」の結果を発表した。調査は3月6日～8日、関東・関西に住む15歳～59歳の男女で、月に1回以上回転寿司店を利用する人1,000名を対象にインターネットで行われた。

「回転寿司を利用した際、1人あたりいくらくらい支払うことが多いか」

回転寿司を利用する際、格安均一価格店(99円均一や100円均一、150円均一などのお店)と皿によって値段が違う店(皿の色などにより異なる価格が設定されている店)のどちらを多く利用しているか聞いたところ、「格安均一価格店が多い」が70.7%、「皿によって値段が違う店が多い」が29.3%となった。

回転寿司店を選ぶ際に重視している点を聞いたところ、「おいしい」が最も多く49.2%、次いで、「値段が安い」が47.5%、「ネタが新鮮」が39.9%で続いた。

回転寿司店で寿司を何皿程度食べることが多いか聞いたところ、「5皿～9皿」が47.3%、「10皿～14皿」が37.4%、平均は9.3皿となった。男女別に平均をみると、男性は10.8皿、女性は7.8皿だった。寿司以外のメニュー(サイドメニュー)では、「0皿」が10.7%、「1皿」が38.8%、「2皿」が30.7%、「3皿」が12.3%、平均は1.8皿となった。

回転寿司を利用した際、1人あたりいくらくらい支払うことが多いか聞いたところ、「1,000円未満」が13.4%、「1,000円～2,000円未満」が61.1%、「2,000円～3,000円未満」が17.0%となり、平均は1,519円となった。男女別に平均をみると、男性は1,697円、女性は1,342円だった。

また、よく行くお店のタイプ別に平均をみると、格安均一価格店派では「1,000円～2,000円未満」が65.6%と1,000円台が6割半を占め、平均は1,358円、一方、皿によって値段が違うお店派では「1,000円～2,000円未満」が50.2%と半数を占めるものの、「2,000円～3,000円未満」が29.4%、「3,000円～4,000円未満」が12.3%となり、平均は1,910円となった。

回転寿司を利用した際、高級ネタで、高すぎて手が出ないという値段を聞いたところ、「500円～600円未満」が31.9%で最も多く、また、「1,000円以上」との回答も22.4%みられ、平均は816円だった。

「回転寿司を利用した際、高級ネタで高すぎて手が出ないという値段」