お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二が27日、都内のスタジオで行われたテレビ朝日系新バラエティ番組『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(4月11日スタート、毎週火曜23:15~24:15 ※一部地域除く)の制作発表会見に登場。あいさつの第一声で「これドッキリだよ」と疑ってかかった。

バイきんぐの小峠英二

この番組は、全5組の芸人たちが、それぞれのルートで"未知なる地球一周"の大冒険に挑むというもの。生放送のスタジオを仕切るのは、地上波全国ネット初MCの小峠だが、「まず俺がMCなんかあり得ないし、テレ朝でしょ? これ『ロンハー』のドッキリなんですよ」と、報道陣を前にしても疑い続け、さらに自身の肩書きが「メイン地球コメンテーター」だと聞いて、「うん、ドッキリだよ。MCにこんなふざけた肩書き付けるわけないんだから」と確信した様子だ。

また、「アシスタント地球コメンテーター」を務めるモデルの大石絵理も「ドッキリですよね?」と同調。「実際打合せとかも一切ないんですよ。だからリアル感もないし、不安になってきました」と心境を吐露した。

同番組は、今年1月29日にゴールデンタイムの特番として放送され、ここではU字工事と、昆虫に詳しい大学生・篠原裕太くんが、アマゾンにある文明とは完全に切り離されたアワフン族の「コス村」を目指してガチンコ取材。小峠は「U字工事は銃声で朝起きましたからね。今、こんなギリギリの番組なかなかないですよ」と、チャレンジングな番組に期待を示した。

大石も「銃声なんて、テレビでOAしていいんだ」と振り返り、U字工事の益子卓郎は「撃たれるんだったら足にしてくれって思いました」と、張り詰めた緊張を生々しく語る。

レギュラー化後も、U字工事の南米ジャングルロケは続行。それに加え、サンシャイン池崎が、世界を飛び回る怪魚ハンターとひたすら地球のデカい魚を狙う旅へ。インテリ芸人・REINAが世界一の豪華客船「クイーンエリザベス号」に乗って、富豪たちを紹介。バッドナイス常田が、各国で活躍する現地ドローン操縦士と"世界の絶景"を撮影。そして、開運スポットに精通する片岡正徳(オオカミ少年)が、オカルト話や都市伝説、怪奇現象といったミステリーの現場を直接取材する。

会見には、芸人たちが、旅から一時帰国して出席(REINAはスカイプで中継)したが、「ドラゴンくらいの大きさの魚が釣れますよ」(池崎)、「放送されたらいろんな意味で騒ぎになると思います」(片岡)など、ロケ先での規格外のエピソードを聞いて、小峠は「近いうちにこの番組から逮捕者出るよ」と危惧。

そんな中、常田は、最も大変だったエピソードとして「アメリカの絶景を求めて、-20度の世界に行きました」と明かしたが、小峠から「おまえだけ(エピソードが)薄いな」、栃木出身の益子から「奥日光でも-20度いきますからね」とツッコまれていた。

(左から) バッドナイス常田、サンシャイン池崎、大石絵理、小峠英二、U字工事、片岡正徳