お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次がこのほど、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた同局系バラエティ特番『訂正させてください2~人生を狂わせたスキャンダル~』(31日19:00~22:52)の収録で取材に応じ、ともにMCを務めるバカリズムから司会術を解説され、顔を赤らめた。

加藤浩次

芸能界を揺るがしたスキャンダルの当事者が、次々に真相を明かしていく同特番。昨年9月の放送に続く第2弾となる今回は、デヴィ夫人の「アラン・ドロンとの恋愛報道」、高橋ジョージの「元嫁の近況をブログで探っている報道」、ヒロミの「親の承認なしに極秘結婚報道」、哀川翔の「竹下通りで300人VS100人大乱闘報道」などに対し、本人が本当か訂正するかが見どころで、他にも、上西小百合、園山真希絵、さとう珠緒らが登場する。

中には、本人が触れられたくないと思われるネタも取り上げるが、バカリズムは「加藤さんがすごいなと思うのは、普通の番組だとなかなか質問できないことがあると、聞き方のトーンをすごくピュアな感じにするんです。いわゆる『バカなふりして聞いてます』っていうトーンに一瞬するので、それで答えちゃう。タブーなことを聞いてる感にならない空気作り。それがすごい!」と、加藤の引き出し術を絶賛した。

加藤は「解説やめてくれ…(笑)」「純粋さが出てるんだと思います」と恥ずかしがったが、「すごい高等技術だと思います」と止まらないバカリズム。一方で、「加藤さんが、ゲストの人を怒らせようとするんです。あえて、ひとヤマ作ってやろうというヤバい瞬間があって、狂犬の部分がチラッと出てくるので、その辺は頑張ってフォローしないと」と、コントロールできない怖さも語っていた。

加藤浩次(左)とバカリズム