アニメ「タイガーマスクW」トークイベントの様子。左から小林ゆう、梅原裕一郎、八代拓、三森すずこ、橘田いずみ。 (c)梶原一騎・辻なおき/講談社 (c)テレビ朝日・東映アニメーション

梶原一騎・辻なおき原作によるテレビアニメ「タイガーマスクW」のトークイベントが、本日3月25日に東京ビッグサイトにて行われている「AnimeJapan 2017」内にて開催された。

壇上にはタイガーマスク/東ナオト役の八代拓、タイガー・ザ・ダーク/藤井タクマ役の梅原裕一郎、高岡春奈役の三森すずこ、来間ヒカリ役の橘田いずみ、ミスX役の小林ゆうが登場。橘田は同作のタイトルにかけ「こんタイガー!」と挨拶すると、客席は大きく盛り上がる。

オリジナル脚本を用いた公開アフレコのコーナーでは、橘田が「いつものようにリラックスして!」と呼びかけ、普段はあまり会話しないという梅原に「いつも休憩中にブリッジしてるよね!」と無茶振り。すると梅原は即座にステージ上でブリッジをしてみせ、ほかのキャスト陣や会場を沸かせた。ようやくアフレコ本番に移ると、キャストたちは「緊急記者会見『タイガーマスクW』の秘密」と題された脚本を読み上げていく。これは橘田演じる「月刊プロレスワールド」の女性記者・来間が登場人物たちにインタビューをするというストーリー。壇上では次々とユニークなドラマが繰り広げられ、アニメについて聞かれた八代演じる東が「忙しくてあまり観ないけど……最近は『アイカツスターズ!』や『ACCA13区監察課』を観ているよ」と役者本人の活動を交えた回答をしたり、画伯と称される小林の絵心について突っ込んだりするやり取りも行われた。

アフレコが終わると、会場にいる全員でアニメに実際に使用するガヤを収録することに。キャスト陣が応援する中、客席一丸となり大きな声で“タイガーコール”や“新日コール”を叫んだ。

ここでタイガーマスクとタイガー・ザ・ダークの可動フィギュアが、バンダイの「S.H.Figuarts」シリーズより8月に発売予定されることが明らかに。予約受付は3月27日からスタートする。さらに新日本プロレスで活躍中のタイガーマスクとは別人のタイガーマスクWが、4月9日に東京・両国国技館で行われる「戦国炎舞 -KIZNA- Presents SAKURA GENESIS 2017」に参戦することも発表された。

最後に小林や橘田からは、「今日は梅原さんと距離を縮めることができてよかった!」という発言も。それを受け八代は、「座長として、梅原さんとほかのキャストがもっと話せるよう空気作りをしていきたい」と笑い混じりに話しながら、3クール構成の本作について「今からでもいいので『タイガーマスクW』をぜひ観てみてください!」と呼びかけイベントを締めくくった。

テレビ朝日ほかにて放送中のアニメ「タイガーマスクW」は、1969年から放送された「タイガーマスク」のその後を描く物語。若きプロレスラーである東ナオトと藤井タクマの2人がそれぞれタイガーマスクとタイガー・ザ・ダークとなり、復活した虎の穴に立ち向かう。

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