快適に過ごすためには欠かせない片付けや掃除。家の中がキレイになれば気持ちいいものだが、少々面倒くさい作業であるのも事実だ。皆さんが実践している掃除のコツはあるだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち男女401名に「掃除を楽にするコツ」を教えてもらった。

掃除のコツ、ありますか?

Q.自分なりに実践している、住まいの掃除を楽にするコツはありますか?
ある 54.6%
特にない 45.4%

過半数が「ある」と回答

Q.住まいの掃除を楽にするコツについて具体的に教えてください(「ある」と回答した人に質問。n=219)
■定期的に少しずつ
・「毎日少しの時間でも、こまめに掃除する事。かたづけを後回しにしないこと」(42歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「こまめに短時間でも毎日やるようにしている」(38歳男性/その他電気・電子関連/技能工・運輸・設備関連)
・「あれこもれもとやらずに、今日はここだけと集中して奇麗にする事です」(41歳男性/サービス/専門サービス関連)
・「キッチン周りは特に毎日できることを少しずつすると楽です」(44歳女性/繊維・アパレル/クリエイティブ関連)
・「おとしにくい汚れがつきやすいところは、週1回などの頻度で掃除する。トイレや浴室など」(44歳男性/官公庁/公共サービス関連)

■思い立ったらすぐ
・「汚れが少しでも気づいた時にさっと掃除する」(46歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「お風呂は夜の入浴後にすぐ洗う。平日の床掃除はワイパーのみ」(33歳女性/不動産/事務・企画・経営関連)
・「トイレは毎回使った後きれいにする」(38歳男性/専門店/事務・企画・経営関連)
・「いつでもできるように、カビキラーなどのお掃除道具を切らさないようにしています」(41歳女性/教育/専門サービス関連)

■計画的に
・「1日1カ所、などのルールを決めて、やる気を出すようにしている」(31歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「窓拭きは1日1枚を毎日。床の水拭きは1日1部屋。毎日継続して無理なくきれいをキープできる」(36歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「一度に全部せず、曜日ごとに掃除する範囲を限定している」(43歳女性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)
・「毎日テーマや箇所を決めてコツコツ行う」(44歳男性/通信販売・ネット販売/販売・サービス関連)
・「こまめに掃除する、定期的に掃除するところをリスト化する」(31歳男性/教育/IT関連技術職)

■ながら掃除
・「テレビを見てる時とかに、ながらで掃除すると比較的楽に奇麗にできる」(23歳女性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「歯磨きをしている間に洗面台周りの掃除をすることを習慣づけています」(23歳女性/銀行/事務・企画・経営関連)
・「朝、料理中か歯磨き中に1箇所拭く掃除で、少しずつ奇麗にしている」(44歳女性/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「履くだけでモップになるスリッパで、ストレッチしながら掃除」(48歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■楽しむ
・「好きな曲をかけ、大きな声を出して唄いながら掃除します」(51歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「自分のお気に入り掃除グッズを使いこなして毎日少しずつ習慣づけて怠けないようにする」(31歳女性/銀行/事務・企画・経営関連)
・「子供と一緒にゲーム感覚で行う」(35歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「場所によりポイントをつけ、獲得ポイントにより、その日の酒の肴を決める」(42歳男性/半導体・電子・電気機器/技能工・運輸・設備関連)

■物を少なく・整理整頓
・「床に物は置かず、掃除が入る高さの家具しか置かない」(36歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「物をためこまない、使ったら所定の位置に戻す」(49歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「物を収納し、掃除を楽にする」(48歳女性/その他金融/事務・企画・経営関連)
・「なるべく物を減らすこと。サッと掃除しやすい環境を作っておくことが大事だと思う」(26歳女性/食品/専門職関連)

■掃除道具を上手に使う
・「フローリングワイパーを掃除機代わりに使って手間を省く」(48歳男性/ビル管理・メンテナンス/技能工・運輸・設備関連)
・「マットの掃除にゴム手袋を使用。狭い場所は軍手を着用した手で掃除」(66歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「こまめに粘着クリーナーでカーペットやフローリングのホコリ等をとる」(43歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「ガムテープとかブラシなどを活用する」(49歳男性/建設・土木/営業関連)
・「いらなくなった衣類で掃除をしてそのままゴミに出す」(38歳男性/紙・パルプ/事務・企画・経営関連)
・「ぼろきれなど、捨てていい道具を使う」(40歳女性/官公庁/事務・企画・経営関連)

■機械や技術の有効活用
・「お掃除ロボットを活用している」(30歳男性/インターネット関連/クリエイティブ関連)
・「普段の空き時間を有効活用する為に、近くへコードレス掃除機の充電器を取り付けて、こまめに掃除出来るようにする」(55歳男性/その他/メカトロ関連技術職)
・「ハンディークリーナーを使って、ゴミに気づいたらこまめに掃除しておくこと。掃除をためてしまうと面倒になる」(33歳男性/教育/専門職関連)
・「最新の洗剤を使ったら汚れがよく落ちた」(45歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

■総評
自分なりの「掃除を楽にするコツ」を持っている人は54.6%に及んだ。さまざまなアイディアを見ていこう。

最も多かった意見は、「毎日少しずつコツコツと」というもの。汚れをため込まない、気づいたらすぐにサッと掃除する、これが一番楽な道だと多くの人が考えていた。ほかにも、「今日はここだけ」と場所を区切ったり、曜日で掃除する場所を決めておくなど、自分ルールに沿って計画的に掃除をする人も。いずれにせよ、疲れてしまうほど「張り切り過ぎない」のがポイントのようだ。

また、テレビを見ながらホコリを取ったり、歯磨きの際に洗面台を掃除するなど、目についたところを「ながら掃除」するというのもいい方法だ。また、掃除をする気分を上げようと「歌を歌いながら掃除機をかける」「子供と一緒にゲーム感覚でやる」なんて楽しむ工夫を実践している人もいた。各部屋に"コロコロ"を置いたり、掃除機をハンディ式やコードレス式にして、サッと掃除しやすい道具を選ぶというのも掃除を億劫に思わなくなるためのアイディアだろう。

「物を減らす」という意見も多く見られた。できるだけ物を収納してホコリがたまらないようにしたり、床にも物を置かないようにして、掃除がしやすい環境を作る努力をしているという人も多数。いらなくなった衣類やボロ切れなどを掃除道具として利用すれば、掃除と片付けの一挙両得だ。

最終兵器の「お掃除ロボットに頼る」という声もいくつか見られた。技術も大いに有効利用しながら、こまめな掃除習慣を心がけたいものだ。

調査時期: 2017年2月1日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女401名
調査方法: インターネットログイン式アンケート