英国ソフォスの日本法人であるソフォスは、2017年3月20日付けで、代表取締役に中西智行(なかにし ともゆき)氏が就任したことを発表した。

今回の人事は、ソフォスのグローバル戦略において最重要拠点のひとつである日本法人において、チャネルビジネスを強化してSMB戦略を推進するためのもの。

中西氏は、ソフォスの次世代エンドポイント製品の核となる「Sophos Intercept X」、「XG Firewall」や「Sophos Central」などの主力製品を基軸に、日本のセキュリティ市場へのソフォスソリューションのさらなる浸透とプレゼンスの向上を担う。

中西氏は20年近くにわたりマイクロソフト日本法人に勤務し、新製品の市場投入を指揮したほか、SMB部門を統括し、Office365やAzureなどクラウドビジネスの展開をリードした経験を有している。その後、Apple Japanでは法人チャネルビジネスを統括し、ソフォスに入社する前は、ネットスイート日本法人にて代表執行役社長を務めていた。

中西氏は、同社代表取締役への就任にあたり、以下のようにコメントしている。

「ソフォスはグローバルレベルでのITセキュリティポートフォリオを有しており、その豊富な製品とチャネルファースト主義でビジネスを推進しています。日本市場はランサムウェアのような高度な攻撃と、マイナンバーなどの日本固有のセキュリティの課題に対応できる、より使いやすいソリューションを求めています。チャネルパートナーと連携して、今日こういった課題に取り組むパートナーのビジネスを支援したい」