伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は3月22日、米CafeX CommunicationsのWebを通したリアルタイムなコミュニケーションを実現するWebRTCソフトウェア「Live Assist」の提供を開始すると発表した。

WebRTCはブラウザに特殊な設定を行わずに通話やビデオチャットを実現するオープンな規格で、企業のオムニチャネル戦略を支える技術としてサービスを強化する手段として注目されているという。

Live Assistは、PCやタブレット端末を通して音声通話、ビデオ通話、ファイル共有、コ・ブラウズ(Webブラウザ画面の共有、操作)が行えるソフトウェアで、Web画面やファイルを共有しながらお互いの端末の画面にハイライトを挿入したり、既存のWebアプリケーションやスマホアプリに通話機能を組み込んだりすることができる。

CTCは、Live Assistを使用したトータルなコンタクトセンターシステム構築に加え、既存のPBX(Private Branch Exchange)やCRM(Customer Relationship Management)システム、企業Webサイトなどとの連携を支援するという。