タレントのベッキーが、19日深夜に最終回を迎えたフジテレビ系バラエティ番組『人生のパイセンTV』に登場。休業前にともにMCを務めていた、オードリーの若林正恭から、立て続けに"尋問"を受けた。

タレントのベッキー

若林は、昨年1月のベッキー休業後、放送ではカットされたものの、収録中は頻繁にベッキーの話題に触れていたそう。「全タレントの中で、一番俺がベッキーの話してたけど、一番放送されていない」と嘆き、「そのVTRをDVDに焼くから持って帰れ!」と、ベッキーに言い放った。

スタッフも、"ベッキーハウス"の模型を製作してセットに置き、中の人形を本人に合わせてバッサリショートカットにしたり、背中を大きく開けるなどして、復帰を待っていた。それを聞いたベッキーは「OAに乗らないところでこっそりやるって、やっぱりおバカだね」とあきれながら、「うれしいけど…」と感謝していた。

その後は、ベッキーに聞きたいことが山ほど溜まっていた、若林の尋問がスタート。"ゲス不倫"騒動が発覚する直前の、15年12月末の番組の打ち上げの際、周囲を気づかう人間のはずのベッキーが、宴会中にもかかわらず、離れた席で深刻な顔になり、ずっとスマホを見ていたことを暴露し、スタッフと「あのときに(お相手の実家の)長崎の航空券を取ってたんじゃないか」と疑ったそうだ。

その事実確認をぶつけると、ベッキーは「さすがにその場でチケットは取ってない」と否定。しかし、スマホで連絡していた相手までツッコまれると、「勘弁してください」とお手上げ状態となった。

止まらない若林はさらに、ベッキーが占いに行ったら「ここから先の10年ずっと上りっぱなしだって!」と喜んでいたことや、LINEの絵文字について「好きな人にハートは送らないけど、リンゴは送る」とポリシーを語っていたこと。友達と歩いていて突如始める"1人ミュージカル"の本当の相手など、気になっていたことを次々に確認。

ベッキーは、テレビ復帰する中で、ここまで騒動をイジられたことはなかったそうだが、畳み掛ける若林は「『しくじり先生』(テレビ朝日)出てくんないかなぁ」とラブコールを送り、ベッキーは「お台場(フジ)でオファーされると思わなかった」と、予想外の出演依頼に戸惑っていた。

そして、スタッフの「はいOKでーす」の声がかかり、最終回の収録が終わると、ベッキーは思わず涙を流し、スタジオは神妙な空気に。演出の萩原啓太(マイアミ・ケータ)氏が「(記念)写真、最後みんなで撮りましょう」と提案すると、若林は「『写真撮る』って言い方は変えた方が良かったんじゃないの? ちょっとデリカシーがないよぉ」と文春スクープをほじくり返し、ベッキーが「あなたがデリカシーないの!」とツッコむという名コンビぶりを見せていた。