United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は3月16日(米国時間)、「Microsoft SMBv1 Vulnerability」において、WindowsのServer Message Block 1.0 (SMBv1)実装に脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を突かれると、遠隔からの攻撃で影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があり注意が必要。

US-CERTはユーザーおよび管理者に対して、上記のMicrosoftが公開しているセキュリティ情報の内容をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。Microsoftは基本的に月に1回のペースでWindowsおよび関連するソフトウェアのセキュリティアップデートの提供を実施している。今回のアップデートでは、US-CERTが指摘している脆弱性以外のバグも修正されており、該当するプロダクトを使用している場合には迅速にアップデートを適用することが望まれる。