JR九州783系「ハウステンボス」オレンジのリニューアル車両が博多駅を出発

JR九州は18日、博多駅にて特急「ハウステンボス」783系リニューアル車両の運行開始出発式を実施した。特急形電車783系を水戸岡鋭治氏のデザインでリニューアルし、オレンジを基調とした外観、ぬくもりのある木をふんだんに使用した内観が特徴の車両に。運行初日は下り「ハウステンボス91号」、上り「ハウステンボス96号」に使用される。

特急「ハウステンボス」の車両783系がリニューアルされ、博多駅で運行開始出発式が行われた(写真は発車前に撮影)

特急「ハウステンボス」の車両はこれまで、おもに車体前面や連結部付近に赤・緑・紺・黄のカラーを用いたデザインだったが、今回のリニューアルは「そこはもうハウステンボス」をコンセプトに、「明るく元気なハウステンボス号を表現」したデザインとなった。車体色には同列車オリジナルのオレンジを採用。車内のリクライニングシートやカーテンも明るく楽しいデザインに変更している。天井や壁、床に天然木を使用してあたたかな雰囲気を演出し、車内に荷物置場(ラゲージラック)も設置された。

783系リニューアル車両による初列車は、博多駅9時9分発・ハウステンボス駅11時5分着の下り「ハウステンボス91号」。運行開始出発式は博多駅6番線ホームにて実施された。JR九州代表取締役社長の青柳俊彦氏、リニューアル車両のデザインを手がけた水戸岡鋭治氏をはじめ、「ハウステンボス歌劇団」から優雅さんも出席。ハウステンボス「光の王国」キャラクター「光の王子キラリ」も運行開始出発式に参加した。

特急「ハウステンボス」783系リニューアル車両は8時55分頃に入線。運行開始出発式では出席者によるテープカットも行われた

「ハウステンボスは1992年3月に誕生し、今年で25周年。これを記念してハウステンボス号リニューアルの計画が始まり、第1号編成が完成しました。私が一番こだわったのは、この外観です」との青柳氏の発言とともに、8時55分頃、リニューアル車両が6番線ホームに入線。外観カラーのオレンジに関して、「オランダでは『国王の日』と呼ばれるお祭りが4月に行われ、アムステルダムの街がすべてオレンジに染まります。私も一度参加したことがあり、圧倒されました。オランダ王家の色でもあり、みんなの喜びを表すオレンジをハウステンボス号の車外・車内に演出しました」と青柳氏は説明した。

その後、出席者によるテープカットが行われ、博多駅長と優雅さん、「光の王子キラリ」による出発合図で、特急「ハウステンボス91号」は定刻に発車。鹿児島本線・長崎本線・佐世保線などを経由し、ハウステンボス駅まで運行される。午後にはハウステンボス駅16時1分発・博多駅17時48分着の上り「ハウステンボス96号」に783系リニューアル車両が使用される予定となっている。

特急「ハウステンボス」783系リニューアル車両は3月19~26日、下り「ハウステンボス11号」・上り「ハウステンボス20号」で運行。ともに博多~早岐間で特急「みどり」と併結運転を行う。春休み期間中の3月27~29日と3月31日、4月1・2日には1日2往復の運行も予定されている。今回導入された783系リニューアル車両1編成に続き、他の「ハウステンボス」車両も順次リニューアルが行われるとのこと。

特急「ハウステンボス」783系リニューアル車両の外観など

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