ゴールデンフィールドはこのほど、睡眠に特化した「睡眠用たわし」(9,800円・税別)を開発した。

「睡眠用たわし」(左から茶、白 / 各9,800円・税別)

同商品は、頭ほぐしを行うヘッドスパ専門店「悟空のきもち」が企画し、創業87年のたわし製造の老舗・高田耕造商店の協力を得て完成させたもので、3月24日にアメイズプラスから発売される。

「悟空のきもち」は、約10分で眠らせる頭ほぐしが人気のヘッドスパ専門店。現在、10万人以上が予約待ちとなっている(3月10日集計数)。同店は、頭と睡眠の関係を研究する過程で、入眠や睡眠中、起床後の爽快感などの観点から、枕より、たわしが優れていると考えたという。

たわしは通気性がよく、枕に比べ-5℃温まりにくいとのこと。頭は、頭寒足熱という言葉にあるように、温めないほうがいいという。起床後に、ぼーっとする人、寝ぼける人は温めすぎの傾向があるとのこと。

また、枕より清潔に使えるのもポイントだという。2年使った枕の重さの3分の1以上は、ダニ・ダニの糞・死骸などの蓄積と言われている。たわしは水洗いしてもすぐ乾き、常に清潔を保つことができるとのこと。寝つきをよくするためには、頭皮に適度な刺激を与えることがよいとされているが、その点からもたわしは適しているという。

開発当初は、一般的なたわしを用いていたが、かなり寝にくかったとのこと。そこで、野菜や体を洗える「やさしいたわし」を展開する老舗の高田耕造商店に協力を依頼した。同商品は、両者における約半年の試行錯誤の末に誕生したという。

これまで枕を使用していた人は、同商品の使用当初に違和感を覚えることもあるという。しかし徐々に慣れていくことで、入眠速度の速さや起床後の爽快感などに変化がみられるとしている。