タレントの島崎和歌子が16日、都内のスタジオで行われたBS11の音楽番組『あなたが出会った昭和の名曲 レギュラー放送直前2時間スペシャル』(30日19:00~20:54)の収録後に取材に応じ、スタッフへの"ダメ出し"を連発した。

タレントの島崎和歌子

この番組は、毎回大御所から若手の歌手を迎え、フルコーラスで名曲を届けるというもので、4月6日からは生でレギュラー放送(毎週木曜22:00~ ※初回19:00~2時間SP)。しかし、MCの島崎は、収録後に「私もこの世界に長くいさせてもらってるんですけど、オープニングから曲が止まるなんて初めて(笑)。あんなの放送事故ですよ!」とハプニングを報告し、「今日生放送じゃなくて良かった…(笑)」とホッとした表情を見せた。

また、女ギター流し・おかゆが、中継先から流しスタイルで曲を届けるコーナーに対しては「素人さんとリハーサルをやり過ぎなんですね」と指摘。TBS系大型生特番『オールスター感謝祭』の司会を四半世紀にわたって務めてきた島崎は、ハプニングこそ生放送の醍醐味と主張し、「(中継先の)人のキャラクターとか人間性が出るんじゃないかなと思ってます」と、台本でガチガチに固めないようアドバイスした。

一方で、ゲストの城之内早苗は、本番中に島崎が後ろのゲスト席に向かって毒舌を吐いていたことを暴露し、「なかなかそういう場面は、歌の世界に少ないので、和歌ちゃん面白いなぁって思いました」とコメント。島崎が否定すると、ともにMCを務める北山たけしは「(島崎に)毒はないと思います。トゲがあるんです」とフォローしていた。

この日のゲストには、他にも橋幸夫、鳥羽一郎、香西かおり、椎名佐千子が出演。橋は「平成は29年たってるけど、まだまだ物語は生まれないんです。昭和を知ってる人が一番多いので、みんなでこの番組を大事にしたいと思います」と感想を語った。

島崎も「今歌番組が少ない中で、出演してもワンコーラスだけで詞の内容がなかなか伝わらないのですが、この番組はフルコーラスで聞けるというのがとても楽しみ」とアピール。今回の収録を踏まえて、「4月からの生放送、どんなことが起こるのか、とても楽しみにしています(笑)」と、ハプニングを含めて期待を示した。

4月6日のレギュラー生放送初回には、森進一、美川憲一、前川清、神野美伽、西田あいなどが出演。森&美川、森&前川のデュエットも予定されており、島崎のパートナーとなるマンスリーMCを徳永ゆうきが務める。

(左から) 島崎和歌子、北山たけし、香西かおり、橋幸夫、鳥羽一郎、城之内早苗、椎名佐千子