米Googleは9日(米国時間)、Google Chromeの最新安定版「Chrome 57」を提供開始した。今後数週間かけてロールアウトする。対応OSはWindows、Mac、Linux。

最新安定版のChrome 57(バージョン:57.0.2987.98)では、36個の脆弱性が修正されている。

同社は、外部の研究者による脆弱性発見と報告に対し報酬を支払う「Security Reward Program」を展開している。今回修正された36の脆弱性のうち、18件が外部研究者によるもの。このうち特に危険度の高い脆弱性は9件で、そのなかではCVE-2017-5030が最も高い7,500ドル(約86万円)の報酬を獲得している。