デルタ航空(本拠: アトランタ)は4月1日より、世界的に知られているハウスウエアメーカー「アレッシィ(ALESSI)」と提携し、機内用食器類を導入。アレッシィ製のデルタ航空オリジナル食器は、国際線および米国大陸横断路線の最上位クラス「デルタ・ワン」と、米国内線の「ファーストクラス」にて展開する。

大手航空会社の機内に包括的に導入されるのは今回が初

デルタ・ワンとファーストクラスでの展開に続き、2017年後半に導入する新しいクラス「デルタ・プレミアムセレクト」でも使用を予定。アレッシィ社の製品が、大手航空会社の機内に包括的に導入されるのは今回が初めてとなる。

デルタ航空は2015年11月に、アレッシィ社との提携してプレミアムキャビン向けの食器やカトラリーを開発することを発表。新アイテムを考案・デザインしてからは、機内でのテストにおいて乗客と客室乗務員の両方にフィードバックを求めたほか、機内食のパートナー企業とともに、新しい食器類と機内での食事体験全体がマッチするよう調整を行ってきた。

デルタ航空オリジナル食器には、プレート、クリスタルのガラス食器、ボーンチャイナ、ステンレススティール製のカトラリー、ナプキンリングや塩・胡椒用の入れ物、トレイなど86ものアイテムが含まれ、アレッシィの300人もの著名デザイナーのうちの6人が手がけた人気アイテムを基に展開する。

デルタ航空の機内サービス担当上級副社長のアリソン・オスバンド氏は、「デルタ航空では、機内での食事体験を新たな高みに導くような、世界水準のグローバルな食事体験の提供に継続的に投資しており、デルタ航空オリジナルのアレッシィコレクションの導入もその一環です。お客さまにとって旅行中のあらゆる側面や細部がいかに重要かを理解しているデルタ航空が、アレッシィ社と提携することで、妥協しないエレガンスとサービスを機内で提供することができます」とコメントしている。