NTT東日本、NTT西日本は3月13日、PSTN(公衆電話回線網)からIP網への移行に伴って提供が終了するINSネットのデジタル通信モードの補完策として、「メタルIP電話上のデータ通信」サービスを提供すると発表した。

両社は、PSTNからIP網への移行に伴い、加入電話およびINSネット(通話モード)について、 音声通話は「メタルIP電話」として利用可能にする一方、INSネットのデジタル通信モードは提供を終了する。

これに伴い、「INSネット ディジタル通信モード」の提供終了までにISDN対応端末の更改が間に合わない顧客を対象に、当面の対応策として、「メタルIP電話上のデータ通信」サービスを提供する。

PSTNからIP網への移行

2016年9月以降、顧客が利用中のISDN対応端末について、「メタルIP電話上のデータ通信」サービス上での動作を確認できる検証環境を構築し、これまで20以上の関係団体や企業等と検証を行った結果、「INSネット ディジタル通信モード」と全く同一の品質とはならないが、端末間のデータ送受信が可能であることが確認できたことから、同サービスが補完策として有効になるとしている。

なお、これまで「INSネットのディジタル通信モード」の提供終了予定は「2020年(平成32年)度後半」としてきたが、後ろ倒しを検討しているという。

「メタルIP電話上のデータ通信」サービスの料金は、INSネットの料金を踏まえ、利用者が追加で負担しない水準を検討しており、具体的には、「メタルIP電話」の料金・提供条件と合わせて、4月以降早期に提示される予定。