Stack Overflowは3月9日(米国時間)、「Developer Hiring Trends in 2017 - Stack Overflow Blog」において、Stack Overflowが収集してきたデータをもとに、開発者が2017年に就職する上で必要とされる技術や業務対象の傾向を発表した。これによると、今まで要求の高かった技術や対象が減少し、新たにクラウドやモバイル、ビッグデータ処理などの要求が増えていることがわかる。

2015年と2016年を比較して、需要が増えた技術や開発の種類は次のとおり。

  1. ReactJS
  2. Docker
  3. Ansible
  4. Apache Spark
  5. SysAdmin
  6. QA
  7. Azure
  8. DevOps
  9. Go
  10. Automated Tests

逆に需要が減った技術や開発の種類は次のとおり。

  1. AJAX
  2. Backbone.js
  3. LAMP
  4. jQuery
  5. WordPress
  6. JSON
  7. UX
  8. Ember.js
  9. CSS3

また、公開されているデータからは、「クラウド」「ビッグデータ処理」「モバイルアプリ開発」などに需要が移っていることがわかる。Stack Overflowは2015年から雇用主に対してターゲティングオプションを表示するようにしており、今回公開されたデータはこうして収集されたデータを集計したものとされている。

2015年から2016年にかけて、需要が増えた技術と減った技術 資料:Stack Overflow