エイベックス・ピクチャーズから西尾維新×中村光が初タッグを組んだ小説『十二大戦』のTVアニメ化が発表された。放送は2017年の予定で、出演キャストとして、憂城(兎)役を岡本信彦が担当することもあわせて発表された。アニメーション制作はグラフィニカ。

2015年5月19日に集英社より刊行された小説『十二大戦』は、累計売上部数を8万部を突破する人気作品。小説を担当した西尾維新氏(『化物語』『掟上今日子の備忘録』『悲鳴伝』『美少年探偵団』)と、イラストレーションを担当した中村光氏(『荒川アンダー ザ ブリッジ』『聖☆おにいさん』『ブラックナイトパレード』)の初タッグとなるこの作品は、集英社雑誌を縦断して行われた西尾維新×有名漫画家の読み切り企画「大斬-オオギリ-」にて中村光が担当した「どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い」の前日談となる物語を西尾維新が執筆したものである。

本作は、殺し殺される戦士たちの物語。その殺し合いを生き延びた者は、どんな願いでもたったひとつだけ叶えることができる。――戦いの名は「十二大戦」。参加者は『子』『丑』『寅』『卯』『辰』『巳』『午』『未』『申』『酉』『戌』『亥』の十二人、異様なる戦士たち。最後に生き残る者は誰か?策謀と殺戮の渦巻く戦場で、流れるのは誰の涙か? 魂を揺さぶるバトルロイヤルが開戦する。斬新な内容で嵌ったら抜け出せないような唯一無二の世界観が話題となり、男女共に幅広い層から圧倒的な支持を受けている。

十二大戦の十二になぞらえ、2017年3月12日(日)の昼12時00分にTVアニメ化を発表。アニメーション制作はグラフィニカが担当し、公式ティザーサイト公式Twitter(@12taisen)もスタートした。また、十二人の戦士の一人であり「異常に殺す」と銘打たれた憂城(兎)役を岡本信彦が演じることも明らかにされ、3月26日(日)13時20分~14時00分に行われる「AnimeJapan2017」のエイベックス・ピクチャーズブースでのステージイベントへの登壇も決定している。なおステージには、浅田貴典氏(集英社jBOOKS編集長)、松村一人氏(エイベックス・ピクチャーズ)も登壇し、TVアニメ『十二大戦』のティザーPVや、新情報が発表予定となっている。

(C)西尾維新・中村 光/集英社・十二大戦製作委員会