ドルマカバジャパンはこのほど、「住まいの防犯対策に関する意識調査」を実施、結果を公表した。同調査は2月20日~24日、東京都中央区新橋エリアにて、30~60代の男女100名を対象に、街頭調査にて実施。有効回答数は100サンプルだった。

防犯対策、どうしていますか?

「普段防犯対策を意識していますか?」と聞いたところ、「はい」は31%、「いいえ」は69%となり、全体の7割近くが「意識していない」という回答だった。

普段防犯対策を意識している人は3割程度に

「あなた自身どのような防犯対策を行なっていますか?」との問いには、「入り口がオートロック式の住居を選んでいる」が48%で最多に。以下、「特に何もしていない」(27%)、「個人情報の取り扱い」(24%)、「防犯効果の高いドア錠を使っている」(16%)、「ご近所付き合いを心がけている」(15%)、「警備会社と契約している」(6%)、「防犯グッズを置いている」(4%)と続いた。

防犯対策は、「入り口がオートロック式の住居を選んでいる」が最多に

「防犯対策」のイメージは、「何をすればいいかわからない」(54%)と「防犯対策しても効果があるか不安」(48%)が共に半数程度の支持を集めている。その他、「お金がかかりそう」(30%)、「自分に必要」(21%)、「防犯対策すれば安心できる」(15%)、「自分には必要ではない」(12%)なども挙げられた。

「防犯対策」のイメージは、「何をすればいいかわからない」「防犯対策しても効果があるか不安」が多い

「防犯対策にいくらまでならお金を使えますか?」と聞いたところ、「1万円以下」が58%でもっとも多く、続いて「3万円以下」が30%、「5万円以下」は9%、「10万円以下」が3%だった。

防犯対策に使えるお金は、「1万円以下」が最多

「防犯意識が上がるタイミングはどんな時ですか?」という質問には、7割以上(72%)の人が「実際に自分が事件・被害にあった時」と回答。「近所で事件・被害が発生した時」も6割近く(58%)となった。続いて、「知り合いが事件・被害にあった時」(43%)、「引越、住宅購入時」(39%)、「子どもができた時」(24%)、「テレビ、ネットなどでニュース、特集を見た時」(21%)なども挙げられた。

防犯意識が上がるタイミングは、7割以上が「実際に自分が事件・被害にあった時」

住まい選びの際に「防犯面」を重視したか否かは「はい」が57%、「いいえ」は43%で、全体の6割近くが重視したと答えている。

「防犯対策において『安心』できる印象がある鍵はどんな鍵ですか?」との問いに対する回答は、上位から「ピッキング、鍵壊しがしにくい鍵」(78%)、「本人以外が複製できない鍵」(48%)、「電気錠(ICカード、リモコン、スマホや暗証番号で開閉可能な鍵)」(36%)、「その他」(6%)との結果が得られた。

「安心」できる印象がある鍵は、「ピッキング、鍵壊しがしにくい鍵」が8割近くに