UXENTは、複数人がiPhoneやスマートフォンで撮ったメッセージ動画をひとつにまとめて贈れるメッセージボード(色紙)「moovinボード(ムービンボード)」の先行販売を、10日より東急ハンズ全店およびmoovinの公式ウェブサイトにて開始した。価格は2,100円(税抜)。3月15日以降に一般の雑貨店やその他小売店でも順次展開していく。

「moovinボード(ムービンボード)」

moovinボードは、最大12人がそれぞれ撮影した動画をひとつにまとめて贈ることができるというメッセージボード(色紙)。

動画作成者は自分のiPhoneやスマートフォンにmoovinアプリをインストールし、付属のメッセージシール裏面にあるQRコード(動画紐付け用QRコード)から動画のアップロードを行う。すると、それぞれの動画が自動的にひとつにまとまるというのが、本製品のコンセプト。特に動画編集をしなくともOKだ。

シール表面には手書きでメッセージを記入できる。裏面には動画紐付け用のQRコードが

シール表面には手書きでメッセージを記入できるのだが、メッセージを添えたら、それらをmoovinボード本体に貼ってプレゼントする。シール裏面には再生番号が記載されており、アップロードした動画はその番号順に再生される。途中の番号で動画がない場合には表示せずにスキップされるが、後から動画が追加されても該当番号順に自動挿入されるようになっている。

色紙をプレゼントされた人が動画を視聴するに際して、専用アプリは必要ない。moovinボードについている視聴用のQRコードをスキャンすることでwebブラウザ上での再生が可能だ。

製品デザインを担当した古平正義氏

メッセージシールのイラストはPrzemek Sobocki(プシエメク・ソブツキ)氏が手掛けた

今後、moovinボードは、結婚式のシーズンなどにあわせシリーズ化していくことのことだが、今回は卒業や転勤シーズンにあわせた旅行カバンをモチーフにデザインが採用されている。製品デザインは、ラフォーレ原宿の広告やBAO BAO ISSEY MIYAKEのバッグなどを手掛け、また、既に販売中のmoovinカードNEON・CUTOUTシリーズをデザインした古平正義氏が担当。メッセージシールのイラストはラグジュアリーブランドの広告イラストや「Beams」の店内ディスプレイなどを手掛けたPrzemek Sobocki(プシエメク・ソブツキ)氏が手掛けている。