ボーイングは3月7日、737 MAX 9の初号機を披露。運用開始は2018年を予定している。737 MAX 9はボーイング最新鋭の737 MAXファミリーの2機目となる派生機で、最大座席数は220席、航続距離は3,515海里(約6,510km)となる。

737 MAX 9の初号機を初披露

同機は現在フライトライン(整備場)でシステム、燃料、エンジンのチェックを実施。一連のチェックが完了する数週間後には、新型機の運用特性と全体的な性能に関する、認証の最終段階である飛行試験を開始する。

数週間後には初飛行へ

737 MAX ファミリーは1座席当たり運航コストの低減と航続距離の延長を実現し、単通路機市場での新しい目的地開設の寄与を目指している。なお、737 MAX 8は2017年第2四半期に初納入の予定で順調に進んでいるという。

何千人もの従業員が見守る

737 MAX 8、MAX 9の後には、より小型のMAX 7、座席数の多いMAX 200が、2019年に加わる予定。また、ファミリーの拡大については、顧客との調査や話し合いを進めているという。737 MAXファミリーはボーイング史上最も速いスピードで、これまでに世界83社より合計3,600機以上の受注を獲得している。