2月25日より公開中のアニメ映画『劇場版 トリニティセブン-悠久図書館と錬金術少女-』の2週目の舞台あいさつが3月5日に都内で行われ、声優・佐倉綾音や日笠陽子らが登壇した。

左から、日笠陽子、佐倉綾音、原由美、洲崎綾

『トリニティセブン』は、サイトウケンジ氏が原作を務め奈央晃徳氏が作画を担当する漫画『トリニティセブン 7人の魔書使い』をもとに2014年に放送されたTVアニメ作品。普通の高校生だった主人公・春日アラタが、ある危機に瀕したことから魔導学校・王立ビブリア学園に入学し、そこで7人の凄腕の魔道士少女"トリニティセブン"たちと学園生活を送りながら、バトルに赴く日々を描き、注目を集めた。劇場版となる本作では、サイトウ氏の書き下ろしによる、封印が解かれた"白き魔王"とアラタたちの激烈な闘いのエピソードが映し出される。

「トリニティセブン女子会」と題された今回の舞台あいさつに登場したのは、風間レヴィ役の佐倉と山奈ミラ役の日笠のほか、セリナ=シャルロック役の洲崎綾と浅見リリス役の原由実の声優4人。公開後1週間の反響を問われた洲崎は「Twitterのリプライで、たくさんのファンの方から感想を頂き、とても盛り上がっているという実感がありました」と感慨を口にした。

今回が舞台あいさつ初参加となる日笠は、本作の魅力について「TVシリーズでもあったお色気シーンはもちろんですが」と前置きしつつ、「かっこ良いシーンも多く、特に戦闘シーンは見どころの一つです」とコメント。また、同じく初参加の佐倉は「あれだけ強い信念をもって行動するアラタのことを、皆が好きになるのが分かります。誰が見てもかっこいい主人公です」とアピールした。

アニメ映画『劇場版 トリニティセブン-悠久図書館と錬金術少女-』キービジュアル

最後に洲崎が「TVアニメシリーズから数年たって、まさかこんな風に劇場で皆さんと一緒に見られる日が来るなんて思ってもいなかったですし、こうやってキャラクターに久しぶりに再会できてうれしかった」と喜びを示すと、佐倉も「ブランクがあるとは思えないくらいスッとなじんだ現場でした」と回顧。加えて、「相変わらずTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDさんの音楽も素晴らしくて」と劇伴を称賛し、「ぜひ私も劇場でまた見てみたいなと思いました」と告げた。

一方、日笠は「こうやって劇場版で帰ってくることができたのは、皆さんの応援のおかげ」と感謝。また7月16日に千葉・舞浜アンフィシアターで開催されるキャストによるトークおよびライブイベント「美少女魔道士(セクシーメイガス)と夏休み(サマーバケーション)」を指して、「その日は実は私の誕生日です! ぜひイベントも見に来ていただけたらと思います」と呼びかけた。原も「毎回イベントの空気感がとても楽しい」としながら、「まだまだこの楽しい時間を、皆さんともっと共有したいと思っていますので、今後も応援していただけるとうれしいです」と語り、舞台あいさつを終えた。

(C)サイトウケンジ・奈央晃徳/KADOKAWA/トリニティセブン製作委員会