PALTEKは3月6日、ベクトロジーと共同で、XilinxのFPGA「16nm UltraScale+ FPGA VU3Pシリーズ」を搭載したFPGAコンピューティングプラットフォーム「DATA BRICK」を開発したと発表した。

同プラットフォームは、2K/4Kなどのビデオ処理や機械学習、ビッグデータ分析、金融分析、ハイパフォーマンスコンピューティングなどのワークロードを高速化することを目的に開発されたもので、ホストCPUとはPCI Express(Gen3)×16で接続が可能。ボード上に8GB DDR4-2400 DRAM(ECC)を搭載しているほか、FMC(HPC)コネクタ×2、SAMTEC FireFLYコネクタ×4を搭載しているため、ユーザーの既存資産を有効活用することも可能となっている。また、PCを経由した各FPGAは最大448Gbpsで接続が可能であり、ユーザーは用途に応じたFPGAデザインを開発することで、さまざまなニーズに応じた解析・分析・機械学習などを行うことができるようになるという。

なお、同製品は3月より受注を開始するほか、4月より販売を開始する予定だという。

「DATA BRICK」の外観とDATA BRICKでの接続例