ANAグループは3月6日、2019年春より東京=ホノルル線へ導入する世界最大の旅客機エアバスA380の特別塗装デザインと愛称を発表。世界から寄せられた2,197作品の応募の中から「ウミガメの家族」のデザインを採用し、愛称は「FLYING HONU」と定めた。

「ハワイの青い海でゆったりとくつろぐホヌ(ウミガメ)の親子」をデザイン

デザイン案は2016年10月7日~11月30日の期間中に募集。ANAグループ内の選定委員会により選ばれたデザインは、「ウミガメの家族」をコンセプトに「ハワイの青い海でゆったりとくつろぐホヌ(ウミガメ)の親子」を描いた東京都の増岡千啓(ちひろ)さんの作品が大賞に選ばれた。増岡さんにはANAより、東京=ハワイ線ビジネスクラスペアチケットがプレゼントされる。

ハワイ語で「ホヌ」の愛称で親しまれるウミガメは、ハワイでは神聖な生き物とされている。また、ウミガメを見ると幸福や繁栄が訪れるとされており、広くハワイの人々に愛されている存在とのこと。ANAは今回、「この特別塗装機に乗ってハワイへ旅をされるお客さまにも幸福が訪れるように」という願いを込め、特別塗装機の愛称を「空飛ぶウミガメ」という意味を持つ「FLYING HONU」と決定した。

なお、今回の応募作品からは、大賞以外にも4つ作品を入賞作品として選定し、ANAより記念品を贈呈する。

大賞の他、4つの作品も入賞作品に

また、今回のデザイン決定を記念し、ANAセールスは「ANA旅行積立ハワイ限定プラン」を4月13日に発売することを予定している。通常の積立プランの最大年利3%(サービス額率)を、A380にちなみ3.8%としたお得なプランで、ハワイを目的地とするANAセールス海外旅行商品、ANA国際航空券、ANA DUTY FREE SHOPで利用できる。商品詳細については、ホームページにて4月上旬に発表する。