サイバーエージェントのグループ会社であるAIメッセンジャーは3月3日、沖縄に設立したチャットセンターにおいて、24時間365日の有人チャット対応を開始したと発表した。

同社では、人工知能を活用したチャットボットプラットフォーム「AI Messenger」を提供している。ユーザーが入力した自然文の意味を自動的に解釈し、FAQデータベースから該当する回答を自動応答するほか、ユーザーが入力した自然文やボタン入力から条件を抽出し、該当する商品・サービスの画像をチャット上にカルーセル形式にて表示できる機能を備えている。また、これに関連して、同サービスの利用顧客向けに、有人対応を行うチャット接客機能を提供している。

今回、有人対応を行う沖縄チャットセンターにて、24時間365日のチャット対応を正式に開始。テスト運用では、すでに数社で休祝日・深夜対応が導入しており、成約件数の向上が確認されている。

これらのチャットセンターでの応答履歴は、同社が開発する独自の会話エンジンのデータベースへ取り込み、AI Messengerの自動対応の機能強化に役立てるとしている。